「鋼の錬金術師」新プロジェクト始動でスカーのビジュアル公開！謎のカウントダウン開始

　17日、荒川弘の人気漫画「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念する新プロジェクト始動が発表され、人気キャラクターの1人、スカーのビジュアルと謎のカウントダウンサイトが公開された。

　「鋼の錬金術師」は、錬金術が存在する架空の世界を舞台に、ある兄弟の過酷な運命を描くダークファンタジー。2001年から2010年まで「月刊少年ガンガン」で連載され、アニメ版も大ヒット。2017年には山田涼介主演で実写映画化され、連載開始20年を迎えた昨年も数多くのプロジェクトが立ち上がるなど、今なお高い人気を誇る。

　亡き母をよみがえらせるため、人体錬成という、錬金術最大のタブーを犯したエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟。錬成の失敗で左足を失ったエドワードは、自らの右腕を対価に、肉体を奪われたアルフォンスの魂を鎧に定着させる。やがて成長したエドワードは、失った体を機械鎧（オートメイル）で補った「鋼」の二つ名を持つ国家錬金術師となり、元の体に戻る方法を求めて弟と旅立つ。

　スカーは、兄弟が旅の途中で出会う、赤い瞳と額に十字の傷痕を持つ男。右腕に刻まれた錬成陣で触れた物体を破壊することができ、過去の因縁から、復讐者として国家錬金術師の命を狙っていた。公開されたビジュアルでも、スカーの特徴はそのまま。目深にフードを被り全貌はうかがえないが、錬成陣が刻まれた右腕は実写のようにも見える。

　新プロジェクトの特設サイトでは、ビジュアルに加えて、「貴様ら『創る者』がいれば『壊す者』もいるという事だ』という、スカーがエルリック兄弟と対峙（たいじ）した際に放った印象的なセリフも登場。「In 13 Days」という謎のカウントダウンも表示されており、13日後の3月2日に重大な発表が控えていることを期待させる。（編集部・入倉功一）