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今夜「エルピス」第8話!真相に迫るも恵那の反応は鈍く…

「エルピス」第8話より
「エルピス」第8話より

 長澤まさみが主演を務めるドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(月曜よる10時、カンテレ・フジテレビ系)の第8話が12月5日に放送。冤罪の証明に向けて真相へと近づいていくが、浅川恵那と岸本拓朗の間には気まずさが漂い始める。

【画像】「エルピス-希望、あるいは災い-」第8話の場面カット

 「エルピス-希望、あるいは災い-」は、スキャンダルによって転落した元人気アナウンサー・浅川恵那(長澤)と、若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)が10代女性の連続殺人事件で死刑が確定している松本良夫(片岡正二郎)のえん罪疑惑を追うなかで、再び自分の価値を取り戻していく姿を描く物語。脚本を連続テレビ小説「カーネーション」や映画『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが手掛けている。

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 先週放送の第7話では、副総理大臣の大門(山路和弘)が八飛市出身だとわかり、身辺調査を依頼した恵那。経理部へ異動した拓朗が調査を続けるなか、被害者の遺品のついてDNAの再鑑定が行われるというニュースが飛び込んでくる。まゆみ(池津祥子)の協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は拓朗にリストを託すが、拓朗は自分とは違う世界の住人となった恵那の態度に不満とどこか寂しさを感じる。

 再鑑定が行われ、検察側はDNA型を検出できず、弁護側は犯人のものと思われるDNAが松本と一致せず。さらに、拓朗は八飛署の刑事・平川勉(安井順平)と会い、松本が無実だという言質を得る。そして、本城建託の社長が副総理の大門と幼なじみであること、かつて恵那が出会った謎の男が社長の長男である本城彰であることが判明したのだった。

 第8話では、本城彰には何かがあると直感した恵那に頼まれ、拓朗が調べると、彰に対する地元の評判は上々。その一方で、存在じたいがあまり知られていないこともわかる。彰は、八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから再び犠牲者が出るまでの12年間、海外を転々としていたのだ。

 連続猟奇殺人の犯人について、ある仮説を立てる拓朗。再び八飛市で聞き込みを行い、最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるに辿り着く。ひかるは、亡くなった優香をどこか快く思っていない様子だったが、拓朗がある質問をすると、当時のことを少しずつ話し始める。さらに、ひかるの携帯電話に残されていた写真が、拓朗をさらに突き動かすことになる。

 事件の真相に近づこうと突き進み、興奮気味に報告をしてきた拓朗に対して、反応が鈍い恵那。苛立ちを隠せない拓朗は恵那に本心を問い詰めると、返ってきた言葉は……。(編集部・大内啓輔)

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