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河合優実、主演作がカンヌ映画祭監督週間正式出品 山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』

2人の若き才能がタッグ『ナミビアの砂漠』
2人の若き才能がタッグ『ナミビアの砂漠』 - (C)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

 テレビドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)への出演も話題を呼んだ、俳優・河合優実主演の映画『ナミビアの砂漠』(2024年公開予定)が、現地時間5月14日から25日にかけて開催される、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されることが発表された。

【画像】河合優実「不適切にもほどがある!」で見せたワンレンボディコン姿

 本作は、19歳(撮影当時)で手がけた初監督作品『あみこ』でPFFアワード2017の観客賞を受賞し、第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待された、山中瑶子監督の本格的な長編第一作。『あみこ』を偶然ニューヨークの映画祭で観た坂本龍一さんも惚れ込み、「60年代初頭に登場したヌーヴェル・ヴァーグの映画のような軽さと滑稽さ、痛さとテンポが感じられる。今後の作品が楽しみだなあ」とコメントを寄せていた才能が、カンヌの舞台に立つ。

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 河合もまた、『あみこ』を観て衝撃を受けた一人。公開当時学生だった河合は『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという。その思いは本作で叶えられた。出品を受けて河合は「映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです」とコメントを寄せている。

 山中瑶子監督、河合優実のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

山中瑶子監督

あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!! スタッフ、キャスト全員が天才的でした! 関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです。そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ! 毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです。

主演・河合優実

心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなものができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。一緒に映画を作った皆さんの顔が早く見たい思いでいます。この巡り合わせに感謝しています。世界に届くことがとにかく楽しみです。

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