バレエ・ドキュメンタリとしてはまず満足。

2014年11月27日 ミルクマン斉藤 至高のエトワール ~パリ・オペラ座に生きて~ ★★★★★ ★★★★★

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至高のエトワール ~パリ・オペラ座に生きて~

それなりにバレエも観てきた僕にとってアニエス・ルテステュは、シルヴィ・ギエムと並ぶクラシックもコンテンポラリーも踊れる最高のダンサーだ。ここで紹介される彼女の代表的演目「椿姫」「天井桟敷の人々」「放蕩息子」らを観ても、演劇的なまでの圧倒的な表現力の豊かさにうっとり。しかしコンテンポラリー寄りの僕にとっては、ギリアンの「輝夜姫」やW.フォーサイスとの仕事のほうにより興味があり、そちらに多くの時間が割かれているのが嬉しい。とりわけカロリン・カールソンとのコラボは最高じゃないか!…ま、ルテステュの人生や個人生活にはまるで迫らない作品だから、バレエ好き以外の観客にどこまで届くかは疑問だが。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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