シネマトゥデイ

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英国ハムステッド散策気分が味わえる

  •  映画の主役は原題の"ハムステッド"。ロンドンの北方、カムデン・ロンドン特別区にあり、この街最大の公園ハムステッド・ヒースと高級住宅街で知られるこの土地のさまざまな風景が描かれる。それを映し出す視点は、ダイアン・キートン演じるアメリカから来てここに住む主人公。これは、部外者から見た英国的な英国なのだ。公園の緑の柔らかさ、人間がこっそり暮らせるほどの広大さ。古風で瀟洒なお店が並ぶ静かな通り。そんな絵に描いたような英国の風景がウットリもの。そして、高級住宅に住む女性たちの微妙にイヤな感じも英国流。「ファントム・スレッド」のレスリー・マンヴィルが、上品なままコワい英国女性の真髄を味あわせてくれる。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: アレックス・ガーランド監督の「アナイアレイション 全滅領域」、原作小説の大ファンなので、最初は原作と違うストーリーに違和感を抱いたが、監督が原作をこのように読んだのかと思うとそれも興味深く、たいへん面白く見た。大スクリーンで見る機会があったら見たい。

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