シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

この監督ならではのポップさと笑いは薄れたが。

  • ファイ 悪魔に育てられた少年
    ★★★★★

    あのポン・ジュノとは韓国映画アカデミーの同期にして盟友、約10年前の処女作『地球を守れ!』は僕も映画祭で観て、ジャンル分け不能のめくるめく展開に瞠目したチャン・ジュヌァン。その後、オムニバス『カレリア』での短編映画の限界に挑戦するような超高速近未来SFを経て、ようやく満を持しての長編第二作。その異様なテンションの高さは相変わらず、語り口の巧さは一作目を凌ぐ(リアリティ希薄な奇想なのに!)。しかし、パク・チャヌクの“復讐三部作”や『悪魔を見た』を知ってしまった目には、残念ながらいまさらの感が拭えないのも事実。こういう役を演じると、いっそうキム・ユンソクがチェ・ミンシクに見えてくるし…。

⇒映画短評の見方

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴: 映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、大阪・天六のブックカフェ「ワイルドバンチ」で月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤の日曜日には鼠を殺せ」を主宰。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「SAVVY」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。ちょいと私事でレヴューをアップし損ねてましたが、どんどん書いていきます。

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