映画短評(416ページ目)
日本が世界に誇れる大傑作
安田顕の好演だけが救い
『ヘヴンズストーリー』延長戦
田舎者のこどもの心に寄り添う愛すべき小品
主人公の周囲の人々の物語にもなっている
現役女子高生こそ見て欲しい
時を経て薄まったものと、今だからこそ愛おしいもの
爆走ぶりにひれ伏さずにはいられない
3部作の完結として、ドラマもアクション演出も的確
優しく、正直な目線から語られる良質な感動作
公開前のアンチがまさに本作の正しさを証明している
だから、ひとりじゃない
この色彩はどこからやってくるのだろう
近年のニコケイ映画では、ダントツのハジケっぷり!
もっと“動ける”イーサン・ホーク
スピルバーグも嫉妬する、思春期の内的衝動のビジュアル表現
優しい嘘も意思を曲げる寛容も、これこそまさに、おっさんず人生
政治的にはタイムリーだが、ホラーとしては物足りない
静寂から香り立つ気品
諦めない社長、長瀬智也は新境地開拓
リンクレイター監督の本気を感じる意欲作
目を背けていた、この国の犠牲者達の素顔を看破する、切ない寓話
映像表現だからこその魅力も味あわせてくれる