村松 健太郎

村松 健太郎

略歴: 脳梗塞で死にかけ、今は杖片手に早めの余生。一応映画文筆屋。Web中心に村松健太郎の名前で書いてます。どうぞごひいきに。

近況: お一人でも映画館に行こうという気持ちになっていただけるように精一杯やらせていただきます。

サイト: https://www.instagram.com/kentaroumuramatsu_osonerampo/?hl=ja

村松 健太郎 さんの映画短評

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  • 鬼平犯科帳 血闘
    5代目襲名披露興行
    ★★★★

    高麗屋にとっても非常に重要な映像タイトル。スペシャルドラマを経て待望の劇場版公開です。当代・松本幸四郎にとっても非常に重要かつプレッシャーのあるチャレンジだったと思いますが、まずは確実に一歩を踏んだと言えると思います。映像的な面白さということで言えば、なんと言っても当代・市川染五郎が若き日の鬼平を演じるというところでしょう。父親以上にプリンス感が強い彼ですが、べらんめえ口調になるとおやじ殿にそっくりでした。骨太時代劇映画というのはなかなか作るのも大変だと思いますが、続いて欲しいところです。

  • 青春18×2 君へと続く道
    相性実感!
    ★★★★

    『余命10年』の時にも感じた藤井道人監督とラブストーリーの相性の良さ。今回の日台合作企画としてタイトル通りの青春恋愛劇を作って来たわけですが、これまた、見事に藤井監督の作風との相性の良さを感じさせる逸品でした。シュー・グァンハンと清原果耶という並びもまた良かったです。90年代の日本の漫画や映画ネタもあって見ていて心が沸き立ちました。展開としては読める部分もありましたが、それでも心に残る素敵な恋愛劇でした。色々なジャンルを手掛ける藤井道人監督ですが、ラブストーリーはコンスタントに作って欲しいと改めて感じる次第です。

  • シティーハンター
    幸せな実写化
    ★★★★

    これは幸せな実写化ですね。原作へのリスペクトが強い鈴木亮平主演のという代えがたい肉体の持ち主によって、完璧な冴羽獠がリアルな存在になりました。相棒・槇村の死のシーンやエンジェルダストなど原作ファンにはニヤリとさせる展開も多分に含みつつ、初見の人間にも楽しめるハードボイルド&ギャグ映画に仕上がっていました。そしてエンディングはやはり「GETWILD」!。見たかった”シティハンター”を見ることができました。これ一本なんて寂しいことは言わずにシリーズ展開を強く希望します。

  • 前作で悲願の興行収入100億円の大台を突破した大ヒットフランチャイズ最新作。お祭りに近かった前作を受けて今回は怪盗キッドを投入してきました。しかも今回は”怪盗キッドの正体が!?”というかなりセンセーショナルな売り文句が。ただ、映画を見てるとそういった部分やキャラクター人気に乗っかるだけの映画ではなく、良質なサスペンスアドベンチャー映画に仕上がっていました。色々あっての今作なのでもっと浮足立つ感じが伝わってくるのかと思いましたが、意外なほどに地に足が着いた映画でした。堂々たる横綱相撲と言ったところでしょう。

  • ゴジラxコング 新たなる帝国
    愛嬌が増しました
    ★★★★★

    ゴジラとコングという二大巨頭が並び立つモンスター・ヴァース最新作。前作ではあくまでも対決路線を堅持していましたが、今回はW主役路線となり、どっちが強いかはあまり関係なくなりました。若干コングよりのエピソードが多い気がするのはアメリカ製だからでしょうか?まぁゴジラとコングが横に並ぶのですから、頼もしい事この上ありません。人間のキャラクターの比重が少なくなった分、二大巨頭の性格描写が増えました。類人猿の延長線上にいるコングはもちろんゴジラの方も随分人間臭くて愛嬌が増えました。昭和怪獣映画の空気感を感じました。

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