作品情報 | その他の作品のレビュー

副王家の一族 (2007)

ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。かつてのスペイン副王の末裔(まつえい)である名門貴族ウツェダ家では、封建的な父ジャコモ(ランド・ブッツァンカ)と嫡男のコンサルヴォ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が激しく対立していた。意のままに振る舞う父に、コンサルヴォは強い反発を覚えるが……。


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  • 副王家の一族■これは、外の変化に気づかない現代日本を描いたも...
    映画と出会う・世界が変わる
    2010年3月15日
    1860年代のイタリアが統一に向けて変貌しつつある時代のある貴族の物語。このように書くと「山猫」を彷彿とさせるが、この作品は「山猫」とはかなり違う。「山猫」が時代の変化の中で、それぞれがどのように生きようとするのかを描いたのに対して、この作品の人々は、その... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『副王家の一族』 (2009)
    よーじっくのここちいい空間
    2010年1月4日
    ないものねだりを私はきっと、この作品を観ている間中、していたんだと思います。悲しいかな、限りなく、的外れの勘違いをしていたんだと思うのです。今、映画化する意味は、ただ一つヴィスコンティの視点ではない監督の手による、19世紀のシチリア貴族の、普遍的な物語なのです。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 副王家の一族
    h
    2009年12月10日
    今年、映画館で見た八十五本目の作品は「副王家の一族」。 イタリアの映画。1800年代、ある貴族一家を描いた大河ドラマ。 ウゼダ家子息コンサルヴォの少年期から青年期までを描く。 青年期からのコンサルヴォを演じている俳優は ...[外部サイトの続きを読む]
  • 副王家の一族
    これは見たい!私の映画特集
    2009年11月22日
    イタリア統一前夜のシチリアでのドラマです。一番大切なものは、権力?お金?自由?それとも愛? イタリア一美しいイケメンがセレブにセレブな生活が垣間見れる映画ですね。 副王家の一族 19世紀半ば、スペイン・ブルボン王朝支配下のシチリアはカターニャ。国王代理を務める副王の末裔で名門貴族ウゼダ家の当主ジャコモは「憎悪こそ生きる秘訣」を信条に、肉親にも情け容赦を厭わない暴君として君臨していた。そんな父への反抗心を募らせながら嫡男コンサルヴォは成長する。時代が変貌しようとも権力への執着を捨てることはない父を否定し我が道 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 副王家の一族/放蕩息子でもカエルの子はカエル
    LOVE Cinemas 調布
    2009年11月19日
    19世紀のシチリアを舞台に、副王家の末裔である名門貴族の愛憎劇を描いた作品で、フェデリコ・デ・ロベルトの『I vicere(副王たち)』が原作。監督は「鯨の中のジョナ」のロベルト・ファエンツァ。イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の4部門受賞作品だ。当時の貴族たちの生活や思想がリアルに垣間見られる。ただし、鑑賞前にイタリア史の予習をしたほうが理解度が深まるかも。 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 副王家の一族  ▲
    どんくらの映画わくわくどきどき
    2009年11月12日
    イタリア統一という時代の嵐の中で、スペイン副王の血を引くことを誇りにしているシチリア貴族ウゼダ家当主が、自身の権力と貴族としての家... ...[外部サイトの続きを読む]
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