エンド・オブ・ウォッチ。ロサンゼルス市警の警察官が、一日の業務の終わりに書く業務日誌には、末尾にEOW(エンド・オブ・ウォッチ)と書く慣わしがある。つまり、「勤務時間終了」。そして帰宅の途につくのだが、もし二度と家に帰る事ができなければ、それはもう一つのEOW…殉職と呼ばれるのだ。 胸に迫る作品。警官物は数あれど、one of the most な作品なのではないか。ただリアル、というだけではない。犯罪の巣窟のような場所に警官として生きていく、人間としての生きざまを、その中で互いに生命を預け合う相
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「エンド・オブ・ウォッチ」
元・副会長のCinema Days
2013年9月12日
(原題:End of Watch)アメリカ犯罪事情の現状報告という意味では、とても価値のある作品だ。この映画は純然たるフィクションではなく、実際に起きたいくつかの事件を元に物語が構成されている。アメリカにおける犯罪件数は一頃よりも減ったとも言われているが、本作...
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