見どころ:23歳で初監督した『19』が、海外で高い評価を受けた渡辺一志監督による破天荒な青春映画。映画好きの好青年を演じるのは、今やミュージシャンとしても活躍するマルチタレントのウエンツ瑛士。彼とは全く性格の異なるロック青年の親友を、テレビドラマ「ウォーターボーイズ2」で人気の中尾明慶が演じ、絶妙のコンビネーションをみせる。荒涼とした近未来東京の風景や、東京都知事役の泉谷しげるの暴走ぶりも見逃せない。
あらすじ:近未来、大地震で壊滅的状況に陥り無法地帯と化した東京に、フルタ(ウエンツ瑛士)とニッタ(中尾明慶)がやって来る。二人は到着早々ニセ警官に身ぐるみはがされ売られてしまう。だが、トラックで輸送中に映画屋のアロハ(いしだ壱成)らが撮影のため、トラック目がけてバズーカ砲を発射してくれたおかげで彼らは命拾いする。