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MOTHERLAND (2019):映画短評

2026年7月4日公開 96分

MOTHERLAND
(C) 2019 Studio Uljana Kim / Locomotive Productions
なかざわひでゆき

移民親子の視点から考察する「祖国とは?」

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 ソ連崩壊後の1992年。かつて両親がソ連によって強制労働施設送りとなり、自身もアメリカへ移住したリトアニア人女性が、思春期の息子を連れて20年ぶりに祖国へ戻る。その目的はソ連に接収された家族の土地を取り戻すため。母親にとって奪われた土地を取り戻すことは、恐らく奪われた時間を取り戻すことと同然なのだろう。だが、時が経てば人も環境も変わる。自分自身だって変わる。ましてや米国生まれの息子にとっては見知らぬ異国の地である。人にとって祖国とは何なのかというテーマを、移民親子それぞれの視点から考察する作品。息子役の少年マータス・メトレフスキが若き日のジョン・モルダー・ブラウンと瓜二つで驚く。

この短評にはネタバレを含んでいます
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