見上げてごらん (2026):映画短評
夢についての猶予を与えてくれる映画
40歳を超えても未だ漫画家のアシスタントとして過ごしている主人公を森田剛が、本来持ち合わせているカリスマ性や存在感を消し去って演じた一本。こんなキャラクターも演じられるんだ!?と正直、嬉しい驚きでした。大きな夢を持つことを奨励されている現代社会ですが、時に自分の持つ夢と世間からの要求される夢とのギャップに思わず頭を抱えることもあります。そんな中での今作。この映画は夢を持つこと、夢を叶えることばかりが人生ではないということ、そして持つ夢に大小も強弱もないということをそっと寄り添うように語りかけてくれます。ちょっと肩の荷が軽くなる一本でした。
この短評にはネタバレを含んでいます




















