ユナボマー (2026):映画短評
興味深い出来事を豪華キャストで描くが…
アメリカを震撼させた事件の犯人が逮捕された時のことは、個人的に覚えている。豪華キャストで作るこの映画には大きな興味を持ったが、残念なことに、得られるものは何もなかった。カジンスキーの大学時代と、捜査が行われた30年後を並行して描くことで、凶悪犯はこうして生まれていく過程を見せようとした意図はわかる。だが、そこに説得力がまるでないのだ。せめて緊張感に満ちたスリラーになっていれば楽しめるが、それもない。ただ、ジェイコブ・トレンブレイは、頭が良く、だが自信がなく、欲求不満を抱えた複雑な心理を非常にうまく演じている。「ルーム」のあの子がこんな優れた役者に育ったとは感慨深い。
この短評にはネタバレを含んでいます




















