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スーパーマン俳優演じるベン・アフレックが人気者のつらさに共感

第63回ヴェネチア国際映画祭

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カメラマンに大人気のベン・アフレック
カメラマンに大人気のベン・アフレック - Jeff Vespa / WireImage.com / MediaVast Japan

 現地時間8月31日、米俳優ベン・アフレックが出演しているコンペティション部門作品『ハリウッドランド』(原題)(アレン・コールター監督)が上映され、アフレックのほか、エイドリアン・ブロディダイアン・レインが記者会見を行った。

 同作品は59年に拳銃自殺したTV版「スーパーマン」の主演俳優ジョージ・リーヴスさんの死の真相を、探偵役のブロディが追うサスペンスドラマ。アフレックはリーヴス役で、劇中ではスーパーマン・スーツ姿も披露。あまりのハマり役にプレス試写では笑いも起こっていた。

 同作品ではリーヴスさんが、チビッ子に大人気となったスーパーマン役が定着し、そこから役者として脱却出来ない苦悩も描かれていることから、アフレックに「常に観客から注目を浴びる役者としてプレッシャーを感じることはあるか?」という質問が。それに対してアフレックは「今の方が50年代よりも観客はもっと役者のプライベートにより触れたがる傾向がある。リーヴスさんの心情に共感するよ」。

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 自身も、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でブレイク以降、歌姫ジェニファー・ロペスや女優グウィネス・パルトロウとの交際で常にマスコミの注目を浴び、アルコール依存症になった経験もあるだけに神妙な面持ちで語った。

 第2コンペ部門「オリゾンティ」で、トビー・ジョーンズ、サンドラ・ブロック出演『インファマス
』(原題)が上映。同作品は、フィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『カポーティ』と同じ、作家トゥルーマン・カポーティが小説「冷血」を書き上げたるまでの執筆秘話を描いたもの。ホフマンよりも、ゲイ度150%増しのジョーンズ演じるカポーティがウケていた。

第63回ヴェネチア国際映画祭コンペ作品見どころ
cinematoday.jp

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