エリザベス女王がダイアナ妃の死後を描いた映画のコメントを拒否

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エリザベス女王を演じたヘレン・ミレン

 常に高水準の映画が選考され、出展された作品群は、後にアカデミー賞にノミネートされることも多いニューヨーク映画祭も、今年で44回目を迎えた。世界中から出展された28作品が9月29日から10月15日までの17日間上映されている。

 ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』、ペドロ・アルモドバル監督の『ヴォルヴェール』、デヴィッド・リンチ監督の『インランド・エンパイア』、そして25周年を記念してウォーレン・ベイティの『レッズ』など話題作が上映される。

 さらに日本からは、『パ-フェクト・ブルー』『千年女優』で名を馳せた今敏監督が『パプリカ』(筒井康隆の同名小説をアニメーションとして映画化したもの)が披露される。

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 そんな話題作が目白押しの中で、ひと際スポットライトを浴びている作品が、オープニング・ナイトで公開されたスティーヴン・フリアーズ監督の『The Queen』(原題)である。

 この作品は、イギリスのエリザベス女王(2世)が、1997年のダイアナ妃の死後、苦悩の末、格調高き王室の伝統から一歩足を踏み降ろし、英国民と哀しみをを共有するという物語だ。

 その映画の記者会見で、エリザベス女王を演じたヘレン・ミレンは、役の準備の過程でボイス・コーチを付け、そのコーチの指示で音感だけでなく、心理的分析から役に入り込み、特に若年(25歳)で権威に就いた当時のエリザベス女王に焦点を当てて研究し、そのアプローチが今の女王よりも、実際の女王の真の心情と人柄であると解釈して役を演じたと述べた。

 制作に関わったプロデューサーのアンディ・ハリーズは、この映画の制作当初、撮影に関して王室と連絡を取った際、エリザベス女王から「そのようなことに関してはコメントしない」とプレスを通じて返答されたと言い、記者からは失笑がもれた。

 また、エディンバラ公フィリップを演じたジェームズ・クロムウェルは、エディンバラ公本人を始め、エリザベス女王、皇太子のチャールズに一度直接面したことを明かし「世間(イギリス)では、ある行事のたびにつまらぬことを口走るために軽視されがちの彼(フィリップ公)だが、彼の実際の職務に対する献身さと真摯さに引かれた」と述べた。

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