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伊勢谷友介と菊地凛子がゆる~い舞台あいさつ

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息がぴったり合っている伊勢谷と菊地。
息がぴったり合っている伊勢谷と菊地。

 23日、『図鑑に載ってない虫』の初日舞台あいさつが行われ、主演の伊勢谷友介菊地凛子のほか、ふせえりナイス橋本三木聡監督が登壇した。

 「時効警察」シリーズでおなじみの三木監督独特の“ゆるい笑い”がさく裂している本作。出演者の面々も“ゆるい笑い”のセンスの持ち主。「一番気に入っているセリフは?」との質問に、伊勢谷は「いいんだよ! げっきょく(月極)だから」をチョイス。一方の菊地は「あー、ニコラス・ケイジだぁー」と叫んでみせた。

 映画を観ていない人にはまったく意味の分からないセリフながら、会場の観客は伊勢谷と菊地の独特の世界に引き込まれ、“ゆるい笑い”を体感した。

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 また菊地は「本当ならオスカー前に撮影が終わっているはずでしたが、オスカーの後にまた追加で撮ることになって、この作品の現場に戻りました。“サヨコ”はハマると気持ちがいい役なんです」と自らの演じた役についてコメントした。オスカーの喧騒(けんそう)の中、アメリカにいた菊地は、本作の撮影に参加するため帰国し、オスカーの騒々しさとはまったく別世界で、この“ゆるい映画”の撮影に臨んでいたらしい。
  
 『図鑑に載ってない虫』はひとりのルポライターが謎の“死にモドキ”を探し、奇妙な人々と出会うロードムービー。松尾スズキが本作に登場するキャラクタであるオルゴール職人エンドーとして、テレビドラマの「時効警察」に登場するなど、三木ワールド満載の本作。一般常識をもってはなかなか理解できない内容は、まさに体感する映画。評論を読むよりは、ぜひ劇場で感じてほしい。

『図鑑に載ってない虫』はテアトル新宿ほかにて絶賛公開中。
オフィシャルサイト zukan-movie.com

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