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おぎやはぎ小木も衝撃!「要潤にこんなことをやらせていいのか!?」

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要潤と小木博昭(おぎやはぎ)
要潤と小木博昭(おぎやはぎ)

 週刊少年ジャンプで連載され、コミックスの累計発行部数が700万部を超える大人気ギャグ漫画「ピューと吹く!ジャガー」が映画化された。その名も『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』。主人公のジャガーを演じた要潤と、単独では初となる映画出演を果たした小木博明(おぎやはぎ)に話を聞いた。

 今作で奇抜な衣装に身を包みジャガーになりきった要潤は、共演者の小木博明いわく「要潤にこんなことをやらせていいのかって思いましたよ」と言わしめる怪演で、俳優としての新境地を切り開いている。「自分が出た作品で、こんなに笑えたのは初めて。普段はなかなか客観視できないんですが」と要。映画化が決定して以来、町を歩けばファンから「ジャガー、楽しみにしてます」と声を掛けられていたそうだが、吹っ切れた演技でプレッシャーをはねのけた。冒頭、ジャガーがオーディション会 場でハチャメチャな歌を披露するシーンは、すべてアドリブだというから驚かされる。

 しかしコメディー映画は初めての経験。要は「最初は笑いの間というか……笑いの方程式が分からなかったんです」と戸惑いもあったようだ。そんな要に的確なアドバイスを出したのが、これまで数多くのコント番組で演出を手掛けてきたマッコイ斉藤監督。実は、小木と監督は古い付き合いだそうで「この仕事が決まったときも(相方の)矢作と一緒に“あの人、バカだからなー。どうせまた変なことするんだろうな”って話してたんですよ」と親友だからこその辛口コメントも飛び出した。

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 そんな小木は、ジャガーに負けず劣らずの強烈キャラ、ヒップホップ忍者“ハマー”をこれまた怪演。今作ではトレードマークであるメガネを外して演技にのぞんだ。小木は「メガネ外すと周りの表情や反応が見えなくなるんで、やりやすかったですよ。だって普段は、人の顔色をうかがいながら仕事してますからね」とその堂々たる(?)演技の裏側を明かしてくれた。ちなみに共演した要については「会う前はイケメンだし、生意気でイヤなやつなんだろうなと思っていたんですけど、会ってみたら気遣いのできる素晴らしい人で」とのこと。

 こうして今までにない役柄にチャレンジした2人の存在感が異彩を放つ映画『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』。その魅力について要は「地元で悪さしてる感じで作った作品。だから、あんまりメジャーになってしまうのもどうかなって思いますけど……」としながらも、「見終わった後、とにかく笑えたなって思えるはずなんで、たくさんの人に見てほしいですね」とファンにメッセージを送ってくれた。

 『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』は、ミュージシャンを夢見る青年がなぜか、ジャガー(要潤)やハマー(小木博明)が所属する「ふえ科」に入学させられたことから巻き起こるドタバタを描いた青春コメディー映画。

映画『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』は1月12日から渋谷アミューズCQN、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
オフィシャルサイト j-jaguar.com

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