『コッポラの胡蝶の夢』で言語学者を演じたティム・ロスが巨匠との仕事を語る!

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演技派ティム・ロス - Photo:Nobuhiro Hosok

 巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督、10年ぶりの新作映画『コッポラの胡蝶の夢』で、主演のドミニクを演じたティム・ロスに話を聞いた。落雷に打たれ、晩年期を迎えたはずの言語学者ドミニクが若さを取り戻し、過去の過ちを正そうとするとともに、失われた言語を追求していくストーリー。

映画『コッポラの胡蝶の夢』ギャラリー

‐まずこのキャラクターのどの部分に惹(ひ)かれ、出演を決意したのでしょうか?

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(ティム・ロス)もちろん監督がコッポラだったからさ。ただ最初脚本を読んだときは、これをどうやって映画化するのかまったくわからなかった。コッポラ監督もあえてそれを明確にせずに、セットでその答えを出すつもりだったみたいで。それにわたしにとって、巨匠が作り上げてきた映画製作という環境の中で個人的な冒険をさせてくれた作品だと思う。

‐言語学者を演じるにあたって、どのような役作りをされましたか?

(ティム・ロス)言語は、それぞれの土地でその言語を話せるローカルの人たちに話してもらって、それをまねする形でやったんだ。まず最初にローカルの人に話すセリフを異なる口調で言ってもらって、それをわたしがコンピューターのソフトウェアに録音し、後でそのセリフに区切りをつけて、読み返しながら覚えていったんだ。文章として書いて覚えたりもしたよ。中国語に関しては、ルーマニアの青年の中に中国語を話せる人がいて、その彼がカメラの横に立ってセリフを話してくれて、それをわたしが丸々コピーしたんだ(笑)。

‐もしあなたがこの映画のキャラクターのように若返るチャンスを与えられたらどうしますか?

(ティム・ロス)わたしは俳優になる前は画家であり彫刻家でもあった。昔はその世界にのめり込んでいたからね。だからもう一度チャンスを与えられたら、これまでしてきたこととは全然違うことをするだろうね! でもドミニクはもう一度同じような選択をするんだ。それにはかなりの勇気がいると思うけど……。

 今回のインタビューを通して、ティムに一線で活躍する演技派俳優のスタンスを垣間見ることができた。ティムは本作以外にミヒャエル・ハネケ監督の映画『ファニー・ゲームズ U.S.』(原題)、『インクレディブル・ハルク』にも出演している。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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