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アカデミー賞有力!『ダウト -あるカトリック学校で-』の監督にインタビュー

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エイミー・アダムスとジョン・パトリック・シャンレー監督
エイミー・アダムスとジョン・パトリック・シャンレー監督

 映画『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスジョン・パトリック・シャンレー監督が、今年のオスカー戦線で、俳優部門でノミネートされると確実視される映画『ダウト -あるカトリック学校で-』について語ってくれた。

 1964年のカトリック教会の学校で、教師である神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)と黒人生徒の間で不純な行為があるのではないかと疑いを持った校長(メリル・ストリープ)が、真実を暴こうとする緊張感あふれたドラマ。エイミーはシスターを演じ、ジョン監督は、自らが舞台化した作品を映画化することになった。

 本作の魅力についてジョン監督は「脚本を書く際、そのときに抱いていた疑問点をそのままぶつけてみるんだ。それは自分で答えを出せないものでなければならない。僕の脚本に優れた点があるとするならば、無知であるがゆえに、正直な観点から生まれるというところかな。それが本作の魅力かもしれないね」と語ってくれた。映画化にあたり、舞台版の脚本はどれだけ変更されたのか。「基本的な構想は保っているけれど、4回は改稿したし、洗練させるためにエピソードを省いたり、付け加えたりと、手を加えたことは確かだね」とジョン監督。

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 ジョン監督の演出についてエイミーは「舞台のようにかなりの量のリハーサルをさせられたわ。脚本を片手に、表現の仕方を変えてみたり、違う角度からシーンに入ってみたりとさまざまね。あまりにもリハーサルをし過ぎるものだから、『もういい加減に撮影してよ!』とイライラしたこともあったわね(笑)。舞台経験のあるわたしだけど、この10年間は映画ばかりだったから(笑)」と笑みを浮かべながら話してくれた。

 『ダウト -あるカトリック学校で-』はアカデミー賞の前哨戦とも言えるゴールデン・グローブ賞の俳優部門に4人がノミネート。俳優の演技が魅力の作品であるといえる。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

映画『ダウト -あるカトリック学校で-』は3月、シャンテ シネ、Bunkamuraル・シネマほかにて全国公開

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