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ヴィン・ディーゼルにインタビュー!スノーモービルで山の頂上からジャンプ!?

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もはやスタントいらずのヴィン・ディーゼル
もはやスタントいらずのヴィン・ディーゼル - (C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX

 映画『トリプルX』『ワイルドスピード』などで主演を務め、ハリウッドで最も才能あふれるアクション・スターの一人、ヴィン・ディーゼルが最新作映画『バビロンA.D.』について語ってくれた。

映画『バビロンA.D.』

 本作は近未来の地球を舞台に、ヴィンふんする主人公トーロップが、ある女性を10,000キロ先の目的地ニューヨークまで連れていくミッションを任され、そこで起こるさまざまな困難に立ち向かっていくという話。本作での近未来の地球は、大惨事の後の荒廃した世界を鋭く描写しており、近代的で便利なイメージを覆すものだ。ヴィンは物語に人類への警鐘を鳴らすメッセージが隠れていると語る。「人類が今のやり方や方向性を変えない限り、直面する近未来という意味で、人生を多くの面で厳しく暗い見方で描いている」とアクション映画としての要素のほかに、裏に深いテーマが隠されていることを明かした。 

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 ヴィンの出演する映画といえば、ド派手なアクションシーンが見もの。今回は、スウェーデンで撮影されたスノーモービルのシーンや、K-1の番長ことジェロム・レ・バンナとのバトルシーン、そしてカーチェイスシーンなど、本格的なアクション満載の作品に仕上がっている。「(本作で)スノーモービルを使って、山の頂上で6メートルもの高さからジャンプしたんだ! 人生でそう何度も経験できることじゃないだろう。僕にとってキャリアの中でも記憶に残るアクションシーンになったよ」と一歩間違えれば命も落としかねないアクションシーンを自らこなしたヴィン。彼の常にリアルを追求する姿勢には脱帽だ。

 本作で、冷酷な殺し屋トーロップは、モンゴル、ロシア、アラスカなど壮大な旅を得て、人生に変化が訪れる。ヴィンは「当初、トーロップは仕事をやり遂げようとしているだけの男にすぎない。けど、引き受けた仕事が自分だけでなく世界にも影響を与えるものだということに気付き、やがて彼自身が変わっていくんだ」と語る。そんなヴィンも、昔はニューヨークのダウンタウンから時速約130キロでバイクを飛ばしていたというやんちゃな面もあったそうだが、昨年の4月に子どもが生まれ、父親になってからは人生の中で変化することがたくさんあったと語っていた。そういう面で、ヴィンとトーロップは共通しているのかもしれない。映画『リディック』の続編が決まるなど、今後もヴィンの活躍に目が離せない!

 『バビロンA.D.』は、フランス人作家のモーリス・G・ダンテックの「Babylon Babies」を原作に、度肝を抜く肉体派アクションが連続のSFアクション。

映画『バビロンA.D.』はお台場シネマメディアージュほかにて全国公開中

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