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松田龍平ら「蟹工船」初日、男だらけのキャストで話題はやっぱり…

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映画オリジナルの“カニコウセンTシャツ”を着て登場した松田龍平(左)と西島秀俊
映画オリジナルの“カニコウセンTシャツ”を着て登場した松田龍平(左)と西島秀俊

 映画『蟹工船』の初日舞台あいさつが4日、東京・渋谷のシネマライズで行われ、SABU監督、主演の松田龍平西島秀俊新井浩文柄本時生が舞台あいさつに立った。

映画『蟹工船』写真ギャラリー

 本作は、船上で缶詰加工をする蟹工船で働く労働者たちが、低賃金で過酷な環境を変えようとする姿を描く人間ドラマ。

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 物語に登場するのは男性ばかりとあって、男性キャストがズラリ。劣悪な環境を変えようと立ち上がる労働者たちのリーダー的存在、新庄を演じた松田は、「始めに新庄のシーンを台本で見たときは、すごくクドいとかクサいと思ったんですけど、みんなと一緒に芝居をするうちに、そんな感じはなくなりました」と男だらけの現場でテンションが上がった様子。

 柄本が「Hな話が多かった」と明かしたが、松田は、不思議そうに首をかしげるしぐさ。SABU監督も「誰も(そんな話は)してないですよ。彼の妄想なんじゃない?」としらばっくれ、一番年下の柄本が現場でかわいがられていた構図をうかがわせた。

 一方、船上の監督・浅川を演じ、労働者たちを棒で殴るシーンもあった西島は「皆さん、テストのときから思い切り殴ってくださいと言ってくれて、だんだん楽しくなって今日は誰を殴ろうかなー、なんて(笑)」とSっぷりをさく裂。柄本は「お腹……みぞおちをキレイに突かれました……」とその犠牲になった(?)ことを告白した。

 本作は、プロレタリアート文学の代表作家、小林多喜二が1929年に発表し、書店の1枚のポップから2008年の流行語トップ10入りを果たす再ブームとなった同名小説の映画化。蟹工船で働く労働者たちが、自らの置かれた過酷な状況を変えるために蜂起する物語。

映画『蟹工船』はシネマライズ、テアトル新宿ほかにて全国公開中

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