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ダコタ・ファニングを直撃!大人と子どもが混在する不思議な魅力を醸し出す15歳!

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どんな女優になるのか、楽しみなダコタ・ファニング
どんな女優になるのか、楽しみなダコタ・ファニング

 政府に特殊能力者として開発された人間と、彼らの能力を利用したい当局との攻防を描くSFサイキック・アクション映画『PUSH 光と闇の能力者』で、未来予知力を持つ超能力者を演じるダコタ・ファニングに話を聞いた。ダコタももう15歳、子役のイメージが強かったが少女から女性に成長を遂げつつある。

映画『PUSH 光と闇の能力者』

 撮影は香港で行われた。ダコタはこの街をとても気に入ったようで、「香港の高層ビル群は巨大でとても近代的で、何より未来を感じさせてくれる。でも、小さな漁村や魚市場もあって、逆にとても原始的な感じがする。こんな光景は今まで見たことのないものだわ」と香港での撮影にとても興奮したことを明かした。

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 超能力を持つという特殊な人間を演じたことについては、「わたしなら、ウォッチャーとして未来を見てみたいわ。そういう能力をもちたいと思う。そうね……もし1週間先が見えたら、たくさんの人を救えるかもしれないでしょ。これから起こる悪いことが事前に見えて、万が一車に引かれる人を救えるかもしれない。この能力で人々を救えるなんて素晴らしいことだわ。スーパーマンみたいになれたらステキよね」と15歳らしい顔ものぞかせた。

 ダコタが演じた役は、ひねくれ者の少女で、やさぐれてお酒を飲んだりする。そんな役は自分と重なるところはあったのだろうか。「わたしの演じたキャシーはとても皮肉屋で面白い子なの。そう、セリフがとても面白いのよ。だって実生活ではわたしが絶対言わないような言葉を言うのよ。だから彼女を演じるのはとても楽しかったわ。ほとんど自分のことだけ考えているような子だけど、物語を通して他人を受け入れ、大事に思うことを学んでいくの」と自分とは違う人間を演じていても、共感できるポイントを見つけ役づくりにとりいれているのは、やはり世間から天才子役と呼ばれただけはある。

 人気子役からうまく脱皮できずに失速するパターンは非常に多いがどうやらダコタはうまく、抜け出したようだ。ただ、まだまだ成長途中。これからが楽しみな女優だ。

 映画『PUSH 光と闇の能力者』は、『ラッキーナンバー7』の俊英ポール・マクギガンが、第二次世界大戦時に実際に育成されていたという超能力スパイの逸話を基に映画化。主演は、『ファンタ スティック・フォー [超能力ユニット]』のクリス・エヴァンスと『宇宙戦争』のダコタ・ファニング。葛藤(かっとう)する能力者の姿や、スタイリッシュなアクションに注目だ。

映画『PUSH 光と闇の能力者』は全国公開中

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