『Dr.パルナサスの鏡』はヒース・レジャーの遺言!テリー・ギリアムが完成までの道のりを語る!

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テリー・ギリアム監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 かつてモンティ・パイソンのメンバーとして活躍し、現在は個性派映画監督の地位を獲得したテリー・ギリアム監督が新作映画『Dr.パルナサスの鏡』(原題『THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS』)について語ってくれた。本作は、悪魔との契約で一人娘を奪われる運命にあるパルナサス博士(クリストファー・プラマー)が、謎の青年トニー(ヒース・レジャージョニー・デップコリン・ファレルジュード・ロウ)に救いの希望を託すという幻想ファンタジー。

映画『Dr.パルナサスの鏡』写真ギャラリー

 撮影半ばでヒースが死亡したことでも話題となった本作。ギリアム監督は「本作には現実の世界と、移動式劇場の鏡の後ろにある幻想的な世界がある。ヒースが亡くなる以前にすでに現実の世界の撮影を終えていて、幻想的な世界を撮り始めたところだった」と撮影を振り返る。

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 またヒースの代役を務めたデップ、コリン、ジュードの起用について「彼らはヒースの親友だった。三人にはこれまでの撮影分を観てもらい、ほとんどリハーサルなしで出演してもらったんだ」と明かす。ヒースの死のショックで精神的にボロボロになってしまったというギリアム監督は一度撮影中断を考えたが、娘エイミーの助言で最後まで撮ることを決意したという。さらに「その上、プラマー、トム・ウェイツたちが出演期間を延長してくれた。これはきっと、ヒースが残した演技という遺言に、みんなが心を打たれたからだと思うんだ!」と熱く語る。

 そしてついに完成した本作。ギリアム監督は「別の俳優たちが演じた幻想的な世界と、ヒースが演じた現実の世界の区切りがはっきりしたと思う。この作品は、ヒースの映画に対する情熱の結晶なのかもしれないね……」と言葉を詰まらせるも、「ヒースが最後まで演じていたらもっと力強い作品になったと思うけれど、代役を務めた3人の俳優たちのおかげで、よりエンターテインメント性のある映画になったと思う!」と続けた。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『Dr.パルナサスの鏡』は2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほかにて全国公開

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