アカデミー賞デンマーク代表作品はコーエン兄弟のデビュー作にそっくり?

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ヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表に選ばれた映画『Terribly Happy』(英題)について、ヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督が語ってくれた。本作は、コペンハーゲンに勤務していた警官が、ある出来事をきっかけに小さな町に配属される。しかしその街で次々と不思議な事件が起きていくというスリラー。コーエン兄弟のデビュー作映画『ブラッド・シンプル』をほうふつとさせる衝撃作だ。

 「この映画の原作は、僕の昔からの友人である作家アーリン・イエプセンが執筆したもの。彼自身の家族が危機に陥った実際の話をベースにしてるんだ」とゲンツ監督。またコーエン兄弟の映画『ブラッド・シンプル』のようなスリラー的展開があることについて「原作は広大な土地をイメージして書かれたもの。僕もそれを意識してワイドレンズを使って、まるで観察するような映像を生み出した。特にカーペットから血があふれ出てくるシーンはコーエン兄弟がやりそうな演出だと思う。ただ特定の監督を意識して作ったわけじゃないし、映画『ブラッド・シンプル』自体観たことがないんだ。機会があったら観てみるよ!」と話す。

 過去にアカデミー賞短編実写賞にノミネートされた経験のあるゲンツ監督。「今回のアカデミー賞は10作品もの映画を最優秀作品賞として選考することになったけど、外国語映画賞は変わらず5作品。個人的には、もっと宣伝の必要な海外作品を増やすべきだったと思っているよ」と海外作品がヒットしないアメリカの状況に苦言を呈する。残念ながら本作は外国語映画賞にノミネートされなかったが、批評家からは絶賛されている。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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