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異性が気になる同性愛者を理解できる!マーク・ラファロ、「精子バンクを知っていたら良かった」

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イケメンのくせに~。マーク・ラファロ
イケメンのくせに~。マーク・ラファロ - Photo-Nobuhiro Hosoki

 インディーズ映画『ブラインドネス』から大作映画『シャッター アイランド』まで幅広く活躍する、個性派俳優のマーク・ラファロが、新作映画『ザ・キッズ・アー・オール・ライト/ The Kids Are All Right』(原題)について語ってくれた。

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 本作は、長い間共に暮らしてきた同性愛者のカップル(ジュリアン・ムーアアネット・ベニング)の子どもたちがある日、実の父親のポールを捜し始めたことから起きる家族の危機を、コミカルなタッチで描いたファミリー・ドラマ。

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 マークは出演の経緯を「これまで僕が演じたキャラクターとは違っているところに魅力を感じたんだ」と説明した後で、「ポールと僕は、どんな人にでも心を開けるところや、人を見掛けで判断しないところは似ていると思うよ。あと、ユーモアのセンスもね」と役柄について語ってくれた。

 甘いマスクのマークだけに現実でも映画の中でのように女性の前では自信満々……なのかと思いきや、「ポールみたいに、女性の前で自信を持っていられたことは僕にはないね!(笑)」と否定すると、「でも、彼のように精子バンクがあると知っていたら良かったかもね。考えてもみてよ、どれほど僕の才能(精子)が無駄になったことか!」とジョークを言う余裕まで見せてくれた。

 だが実際に劇中のように自分が提供した精子から生まれた子どもたちに出会ったら動転してしまうというマークは同性愛者という作品のテーマについて、「異性のことが気になってしまう同性愛者のことも理解できるよ。自分が同性愛者なのか、異性愛者なのか、混乱するんだと思う。だから、この映画でレズビアンのカップルの一人が、異性である僕のキャラクターに近づいてくるのも、何となくわかるんだ」と共感を示した。

 個性派俳優としてリース・ウィザースプーンレオナルド・ディカプリオと共演したことのあるマークは、監督業にも意欲を見せており、処女監督作となる映画『シンパシー・フォー・デリシャス/ Sympathy for Delicious』(原題)は、今年のサンダンス映画祭でも上映された。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)

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