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2009年ナンバーワンの『ROOKIES -卒業- 』を超えた!驚異のアルゼンチン映画って?

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どんだけすごいんですか~!
どんだけすごいんですか~! - (C) 2009 TORNASOL FILMS - HADDOCK FILMS - 100 BARES PRODUCCIONES - EL SECRETO DE SUS OJOS (AIE)

 日本で2009年一番のヒットとなった映画『ROOKIES -卒業- 』の観客動員数を超え、本国アルゼンチンで歴史的大ヒットを記録した映画『瞳の奥の秘密』がいよいよ公開される。興行収入から換算して、『ROOKIES -卒業- 』は日本の人口の5.5パーセントが鑑賞したのに対し(昨年の平均入場料金、1,217円として)、『瞳の奥の秘密』は本国アルゼンチンでそれを上回る人口の6.2パーセントにあたる約250万人が観たという驚異的な成績を収めている。

映画『瞳の奥の秘密』写真ギャラリー

 その実力は、本作が今年のアカデミー賞で見事外国語映画賞に輝いたことでも証明済みだが、その受賞が決まる前から、アルゼンチンではすでに34週にも及ぶ超ロングランヒットを飛ばしていた。その魅力をズバリ一言で表現するなら「純愛」である。本編は刑事裁判所を退官した男が、今も頭にこびりついて離れない25年前の未解決の強姦(ごうかん)殺人事件についてペンをとるところからスタートする。だが、そこで繰り返し語られるのは事件解決の糸口ではなく、1970年代と現代を行きつ戻りつしながらつづられるピュアな愛の物語だ。

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 この映画の素晴らしさが口コミで広がったということもあるが、そのヒットの背景には、本作にはどこかヨーロッパ的な香りがすることも挙げられる。アルゼンチンにはもともとヨーロッパ諸国からの移民が多く、その望郷の思いがアルゼンチンタンゴを生んだと言われることもあり、他の中南米諸国よりヨーロッパ志向が強い。二つの時代で、二つの愛の物語を交錯させながら、ノスタルジックな映像と共に一つの事件にかかわる人々の人生を丁寧に描くという本作のコンセプトに、多くのアルゼンチン人たちが心惹(ひ)かれたのだ。

 日本では映画祭などを除いてはほとんどお目にかかることのできないアルゼンチン映画だが、1986年に本作同様アカデミー賞外国語映画賞を受賞した社会派ドラマ『オフィシャル・ストーリー』をはじめ、2007年に日本でも公開されたロードムービーボンボン』などの秀作も多い。この映画をきっかけに、これまで埋もれていたたくさんの優れたアルゼンチン映画が日本でも公開される日が来ることを期待したい!

映画『瞳の奥の秘密』は8月14日よりTOHOシネマズ シャンテにて公開

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