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マイケル・ダグラス、テレビ番組で自らの喉頭がんについて「進行した4段階目のがん」

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大丈夫だっ! -マイケル・ダグラス
大丈夫だっ! -マイケル・ダグラス - James Devaney / WireImage / Getty Images

 のどに悪性腫瘍が見つかり化学療法を受けているマイケル・ダグラスが、アメリカのテレビ番組「デヴィッド・レターマン・ショー」でインタビューを受け、自身のがんについて心境を告白した。

マイケル・ダグラス出演映画『セイブ・ザ・ワールド』場面写真

 ハリウッド俳優らしいスマートな白のスーツ姿で登場したマイケルに、レターマンが「元気そうで、のどにがんがあるようには見えないよ」と話すと、マイケルは「ステージ上だからね!」と病気を抱えながらもプロ意識をのぞかせた。しかし一方で、病気の進行状況について「かなり進行した4段階目だ」とがんが当初の予想よりも進行していることを告白した。がんの4段階目は命にもかかわるかなり進んだ状態だが、喉頭がんは首や頭より下の体へ移転することが少ないため、生存率は80%と高いという。

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 マイケルは、ここ数年のどの調子が悪かったが、夏の初めに医者の診断を受けた際は医者はがんを見つけることができず、8月に入って発見されたときにはすでに進行した状態だったそう。マイケルは、がんの発症について長年の飲酒や喫煙によるものだろう、とコメント。「心配するのは転移だが、私の場合は頭と首への転移が心配だ」と語った。スポークスマンによると、マイケルのがんは舌の裏側へ進行しているが、頭や首には転移していないとのこと。現在マイケルは、放射線治療と化学療法を週に5日受けており、「できることはすべてやっているよ」とテレビで元気な姿を見せた。

 一方、マイケルの妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、医者が初期段階でマイケルのがんを発見できなかったことについて、ピープル誌で「ものすごく怒りを覚えたわ。彼はあらゆる可能性を意識していたのに……」と困惑のコメント。「わたしはもっと強くなくてはいけないのでしょうけど、治療を受ける彼の姿を見るのはつらいわ。普段はまったく疲れを見せない人なのに、疲れ切ってしまうの」とその心境を語っている。

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