ナチスのプロパガンダ映画の「舞台裏」を描く映画、ドイツで公開

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オスカー・レーラー監督 - James Coldrey / WireImage / Getty Images

 ナチス統治時代のドイツで1940年に作られた反ユダヤ主義の映画『Jud Suss』(原題)の裏側を描く問題作が、ドイツで公開となった。

 今回公開されたのは、ドイツ人監督オスカー・レーラーの意欲作で、ヒトラー統治下のドイツ第三帝国時代に実際に製作されたプロパガンダ映画『Jud Suss』(ユダヤ人ジュース)を題材にしたもの。主演俳優のフェルディナンド・マリアンが、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッべルスにより反ユダヤ映画への出演を強いられ苦悩するという物語だ。オリジナル作はその反ユダヤ的内容から戦後の1945年に禁止作品となり、現在でもドイツの映画アーカイブに厳重保管されている。上映は、必ず当時の歴史的背景を明らかにする講義が伴わなければ許されない。製作当時、第二次世界大戦が終了するまでに2000万人のドイツ人が鑑賞したほか、占領されたヨーロッパ各地でも上映されたという。

 レーラー監督の映画は今年2月、第60回ベルリン国際映画祭でコンペ部門に出品されたが、批評家たちからは「人物描写が弱い」「歴史的背景を変えすぎ」「ラブシーンがばかげている」など、散々な評価を得ており、一般観客がどのように見るのか注目されている。

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