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故デニス・ホッパーの別居中の妻、盗難で訴えられる

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ヴィクトリアとデニス・ホッパーさん
ヴィクトリアとデニス・ホッパーさん - Stefanie Keenan / WireImage / Getty Imeges

 故デニス・ホッパーさんの管財人たちが、彼の別居中の妻ヴィクトリア・ダフィを盗難で訴えた。

 レーダー・オンラインが入手した訴状によると、ヴィクトリアはデニスさんの自宅から高価な美術品などを盗んだという。「被告は2009年の終わりに、少なくとも2回において故デニスさんの自宅、スタジオ、およびほかに所有している建物に侵入し、美術品、個人的所有物を持ち去っている」と書かれている。ただ、実際にどれだけのものがヴィクトリアによって持ち去られたかは明らかではないようだ。

 盗みに関しては、生前のデニスさんも認識しており、「ヴィクトリアはわたしから物を盗んだ。彼女にそれらのありかを聞いても答えてくれず、旅行にでてしまった」との宣誓供述書が残されている。盗まれた美術品の中には、アンディ・ウォーホールによるデニスさんの自画像、ロバート・グラハムによる彫刻なども含まれており、推定で150万ドル(約1億2,300万円)以上の価値があると見られている。(1ドル82円計算)

 デニスさんは1996年にヴィクトリアと結婚した際に婚前契約を結んでおり、そこには「結婚生活中に購入した美術品などの資産は彼個人の所有物とする」と明記されているとのこと。つまり、これらの美術品は結婚してからのものはすべて夫婦二人のものという一般的な財産の枠には当てはまらず、裁判官がこれを認めればヴィクトリアは明らかに盗難を犯したことになる。管財人たちは盗まれた美術品の返還を求めており、審問は12月22日に行われる予定。(BANG Media International)

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