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オスカー候補『127時間』は、「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリーが監督するはずだった?

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ダニー・ボイルが監督でよかった! -ルーク・ペリー
ダニー・ボイルが監督でよかった! -ルーク・ペリー - Tony Barson / WireImage / Getty Images

 90年代にアメリカで絶大な人気を誇ったテレビドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリーが、ダニー・ボイル監督作『127時間』の題材となった人物アーロン・ラルストンを描くために、ダニー・ボイル監督よりも前にアーロンから映画化権を獲得しようとしていたことがアクセス・ハリウッドによって明らかになった。

 これは、ルークが主演したテレビ映画「グッドナイト・フォー・ジャスティス(原題) / Goodnight for Justice」の宣伝のさいに、アクセス・ハリウッドとのインタビューで答えたもので、「実は『127時間』の映画化権を獲得して、ブライアン・オースティン・グリーン(主演)と共に製作するつもりだったんだ」と司会者のビリー・ブッシュとキット・フーヴァーの前で明らかにした。さらに「そのときは、彼(ブライアン)があのアーロン役にふさわしいと思ったんだ。けれどダニー・ボイル監督が映画化権を獲得したんだよ。彼で良かった!」とダニー・ボイル監督たちの成功をたたえた。

 結局ルークはこの作品の代わりに、ホールマーク・ムービー・チャンネルのテレビ映画として、同じく「ビバリーヒルズ高校白書」で共演したジェイソン・プリーストリーがメガホンを取った「グッドナイト・フォー・ジャスティス(原題)」に主演した。

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 もし『127時間』がダニー・ボイル監督ではなくルーク・ペリーが監督し、主演もジェームズ・フランコではなく、ブライアン・オースティン・グリーンだったら全く別の映画になっていただろう。ある意味、アーロン・ラルストンはスマートな決断をし、その結果が数多くの部門でオスカー候補に挙げられているほどの秀作となった。

 ただ、今でも「ビバリーヒルズ高校白書」時代の仲間同士で映画製作に携わっているのは、当時からのファンにとっては微笑ましいことであろう。

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