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18歳以下には販売禁止!有害図書指定 問題の人気洋ゲー「グランド・セフト・オート」映画化へのオファーを制作者が認める

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発売日には行列もできるという人気ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズ
発売日には行列もできるという人気ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズ - Rosie Greenway/ Getty Images

 1997年に北米で発売されて以降、世界中で人気を集めている人気ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズが映画化される可能性が出てきているとハリウッド・リポーターほか複数のメディアが報じている。日本では同シリーズへの規制をきっかけに有害図書指定問題が持ち上がったこともあり、本作の映画化は、さまざまな議論を呼びそうだ。

 ゲーム「グランド・セフト・オート」シリーズは1997年に北米で第1作が発売された。街中を舞台にプレイヤーが自由きままに動きながらミッションをこなしていくという自由度の高さが評判を呼んだ一方で、犯罪をはじめとする暴力的な内容が問題視されている。日本でも1998年以降発売されているが、一部地域を除いて有害図書指定を受けるなど、現在では18歳以上のみを対象として販売されている。

 ハリウッド・リポーターによると、同シリーズを制作しているRockstar Gamesのスタッフは、多くの映画化オファーがこれまでに来ていることを認めた上で、「われわれは映画化という手段を選んでいないだけです」と発言。映画『バイオハザード』『サイレントヒル』など多くのゲームが映画化されている現状についても、「映画化が悪いとはいわないが、われわれはゲームでしかできないことをやっていきたい」とゲームは映画の原作ではないという見方を示している。

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 それでも、今後の映画化の可能性については否定せず、「もし映画化するとしたら、自分たちの手で作るだろうね。それでなければ、優れた才能の持ち手たちと組んで作ることになるだろう。今はその時間をまだ見つけられていないんだよ」と実際的な理由により企画が進行していないことを明かした。

 同社は、今年のトライベッカ映画祭に同映画祭としては初めてゲーム作品を正式出品。このことを「グランド・セフト・オート」シリーズの映画化の前触れと見ている海外メディアも多い。だが国内のみならず、アメリカでもその暴力的な内容は訴訟の対象などになっており、一筋縄でいかないことは確かなようだ。(編集部・福田麗)

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