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妻夫木、松ケンは「階段の隅で体育座りしているようなヤツ」と暴露!松ケンは初共演の妻夫木を絶賛!

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妻夫木聡を見つめる松山ケンイチ
妻夫木聡を見つめる松山ケンイチ

 13日、映画『マイ・バック・ページ』完成披露試写会が日経ホールにて行われ、妻夫木聡松山ケンイチ山下敦弘監督、主題歌を担当した奥田民生真心ブラザーズ桜井秀俊とYO-KINGが登壇した。つい先ごろ、2009年に放送されたNHK大河ドラマ「天地人」で共演した俳優と共に、東日本大震災の復興義援金として2,000万円を日本赤十字社に寄付したことが話題を呼んだ妻夫木だが、この日は震災の話題には触れず「今の時代にはない情熱を感じてくれたらうれしい」と本作をさわやかにアピールした。

映画『マイ・バック・ページ』写真ギャラリー

 初共演となる本作で、激動の時代を駆け抜けた若者を熱演した妻夫木と松山。ジャーナリスト役の妻夫木は「(演じる上で)今とは違う、見えない何かを追い求めていたこの時代の人たちの情熱みたいなものを探り出そうとしました。(原作者の)川本さんが生まれ育った場所に行って写真を撮ったり、東大にも行ったりました」と役づくりを振り返った。同じ事務所のホリプロの後輩で、初共演となる松山について「初めて会ったのは9年くらい前。そのころは、階段の隅で体育座りしているようなヤツで(笑)。人見知り激しそうで大丈夫かなと思いましたけど、ようやくしゃべるようになってくれて」と意外なエピソードを明かし、客席を笑いに包んだ。

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 一方、妻夫木からそんなふうに言われた松山は「今でも、たまに体育座りしていますけどね」とユーモラスに応じ、さらに会場を盛り上げた。そして、「『普通』を演じさせたら、妻夫木さんに勝てる人はいないと思う」と後輩らしく妻夫木を絶賛。今回は左翼学生という役どころだったが「どういう意図を持っているのかわかりにくいけど、言葉に説得力のある人物。みんなを巻き込むような表現を心掛けました」と役づくりを語った。

 トーク中盤には、作品タイトルにもなっているボブ・ディランの名曲「My Back Page」を、初コラボレーションによってカバーした真心ブラザーズと奥田民生が登場。奥田は開口一番「映画の最後で、(自分が)英語で歌っているけどどうなんでしょうか? ちょっとブルーになりました。『せっかく映画の世界に入り込んでいたのにオレ(の歌)かよ?』って(笑)」といかにも奥田らしいひょうひょうとしたコメントで会場を沸かせていた。

 『マイ・バック・ページ』は文筆家・川本三郎が、ジャーナリスト時代の経験を記したノンフィクションを基に、映画『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘監督が映像化した青春映画。海外ではベトナム戦争、国内では反戦運動や全共闘運動が激しかった1969年から1972年という時代を背景に、理想に燃える記者(妻夫木)と左翼思想の学生(松山)が出会い、奇妙なきずなで結ばれていく姿を描く。そのほかのキャストに忽那汐里石橋杏奈中村蒼長塚圭史山内圭哉あがた森魚三浦友和らを迎えている。(古河優)

映画『マイ・バック・ページ』は5月28日より全国公開

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