被災地を含む全国14劇場に中継!吉永小百合「映画が震災で傷付いた心を少しでも癒すことができたら」-『手塚治虫のブッダ』舞台あいさつ

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それぞれ被災地への思いを語った吉永小百合、堺雅人、吉岡秀隆

 11日、映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』完成披露試写会が丸の内TOEI1にて行われ、声の出演を務めた吉永小百合堺雅人観世清和(能楽観世流二十六世家元)、吉岡秀隆黒谷友香観世三郎太のほか、藤原道山(尺八演奏)、森下孝三監督が登壇。この日の舞台あいさつは、東日本大震災の被災地である宮城や福島の劇場を含む全国14劇場に中継され、吉永は「福島や(宮城県)名取でも上映されることをとてもうれしく思っています。スポーツや音楽と共に、映画が、震災で傷付いた方たちの心を少しでも癒やすことができたら、と今切に願っています」と笑顔で観客に語りかけた。

映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』場面写真

 1989年に逝去した漫画家・手塚治虫さんの代表作の一つで、仏教の開祖・シッダールタの生涯を描いたコミック「ブッダ」初の劇場アニメであり、3部作の第1部となる本作では、シッダールタの誕生からブッダとなる前の姿を描いている。ナレーションと奴隷の少年・チャプラの母の声を担当した吉永は「手塚治虫さんの作品が大好きなので、関わることができてうれしいです。すてきな息子(役を演じた)堺さんと一緒に、ワクワクしながら演じさせていただきました」とアフレコを振り返った。また、この日中継されている劇場のひとつがある、宮城県名取市を先日訪問したことを明かし「信じられないような光景がありました。これからわたしたちが長くサポートしなければいけない、と強く感じております」と被災地への思いを語っていた。

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 劇中で吉永の息子役であり、奴隷の身分を偽って勇者となった男・チャプラの声を務めた堺は「とてもスケールの大きい作品なので、お話をもらったときは、『大丈夫か』という気持ちと、『光栄だ』という気持ちが入り交じりながら参加しました。今日は全国に中継されるということで、特に(宮城県)名取や福島のみなさんにあいさつできるのがうれしい。いろんな意味で、これからの第一歩となる作品になるのではと思います」と作品をアピール。そのほか、シッダールタの声を担当した吉岡は「こんなぼくが、シッダールタを演じたことに恐れ多い気持ち。彼が混迷の時代の中、答えを探そうと踏み出した一歩が、今を生きるわたしたちの心の糧になるよう祈っています」と観客にメッセージを送っていた。

 映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』は発行部数2,000万部を誇り、コミック界のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞最優秀国際作品部門を2度受賞した、手塚治虫さんの名作コミック映画化したアニメーション作品。今年6月にフランスで開催される、アヌシー国際アニメーション映画祭のパノラマ部門に出品されることが決まっている。(古河優)

映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』は5月28日より全国公開

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