イアン・マッケランがモスクワ市長を「いくじなし」ゲイ・プライド・パレード禁止に猛抗議

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写真は昨年9月にイギリスでブルー・プラーク除幕式に出席したピーター・タッチェル(左)とイアン・マッケラン(右) - - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間5月28日にロシアの首都、モスクワで開催されることとなっていたモスクワ・ゲイ・プライド・パレードに、モスクワ市長が禁止令を出したことに対し、映画『ロード・オブ・ザ・リング』や映画『X-MEN』などの人気シリーズでおなじみの俳優、イアン・マッケランが抗議声明を発表している。マッケランは、舞台や映画への貢献によりサーの称号を与えられた俳優であると同時に、自身もゲイであることを公表する、同性愛者の権利擁護活動家としても知られている。

 マッケランの声明は、「モスクワ市長はいくじなしだ。モスクワにおいてゲイやレズビアンを、ストレートの人々と同等と見なさねばならないという事実に直面するかわりに、保守派に迎合した。市長は保守派がかみつける肉として、ゲイを放った」というモスクワ市長への強い批判から始まり、「1980年代にはマーガレット・サッチャー首相がイギリスで同様のことをしたが、結局は、不正に対し戦ったゲイとその家族、友人に完敗した」と語った後「チャイコフスキー、(セルゲイ・)ディアギレフと(ルドルフ・)ヌレエフの国を、5月28日に行進するみなさんの勇気に、心からのサポートを送ります」ゲイであったとされるロシアの偉大な芸術家達にふれつつ、「幸運を祈ります」とパレード参加者に対する応援で終わる。

 パレード参加を表明していた人権活動家ピーター・タッチェルは「モスクワのような大都会の市長が、ロシアの法のもとで平和的に行われるパレードをやめさせようとするとは恥ずべきことだ。欧州人権裁判所で禁止は違法とされたのに、禁止するとは驚きだ」とコメントしている。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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