オスカー俳優ティム・ロビンス、ブルーノート東京でライブ開催　日本デビューの記念すべきステージ

　俳優として活躍する一方で、映画監督としても高い評価を獲得しているティム・ロビンスが、ミュージシャンとしての日本デビューステージを8月にブルーノート東京で飾ることが明らかになった。監督映画でも音楽の才能を発揮しているティムだが、本格的なライブツアーは今回が初めて。多くの有名アーティストが訪れた聖地で、ティムがその歌声を響かせる。

　今年夏にはティム・ロビンス・アンド・ザ・ロウグス・ギャラリー・バンドとしてファースト・アルバムのリリースも予定しているティムが、8月9日～14日にブルーノート東京にてライブを行う。映画『ショーシャンクの空に』の演技で話題になり、2004年の映画『ミスティック・リバー』では念願のアカデミー賞助演男優賞を獲得したティム・ロビンス。ハリウッドにおける地位が確立されている一方で、ミュージシャンとしての活動はあまり知られていない。だが、監督映画『デッドマン・ウォーキング』などの劇中音楽の一部はティム自身が手掛けており、映画の雰囲気とマッチしたその音楽は高い評価を得ている。

　ティムにとっては、今回がミュージシャンとしての日本初ステージであり、本格的なライブツアーも今回が初めて。バンドではギター＆ボーカルを担当しているティムは俳優としての演技同様、人の心に静かに染みわたるような歌声を披露しているほか、上記アルバムではシンガーソングライターとしての才能も発揮。俳優でも監督でもない、一人のエンターテイナーとしての多才さを感じさせる。とりわけ、東日本大震災の影響でハリウッドスターが軒並み来日を控えている中で日本を訪れるというその態度には、映画ファンも音楽ファンも感激すること間違いなしだろう。（編集部・福田麗）

ティム・ロビンス・アンド・ザ・ロウグス・ギャラリー・バンドは8月9日～14日にブルーノート東京にてライブ開催予定　料金: 8,400円（税込み）