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梶原一騎さん原作の「愛と誠」4度目の映画化!誠=妻夫木聡&愛=武井咲、監督は三池崇史!

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 妻夫木聡が映画『愛と誠 201X』で今注目の若手女優・武井咲、さらには三池崇史監督とタッグを組むことが明らかになった。本作は、1970年代に西城秀樹主演などで相次いで映画化・ドラマ化された梶原一騎さん原作の人気純愛マンガの、実に35年ぶりにして4度目の映画化作品。現在30歳の妻夫木が高校生役を演じるということに加えて、映画『一命』『忍たま乱太郎』の三池監督がメガホンを取るということも話題になりそうだ。

 本作で、妻夫木は過去に西城などが演じた、額に三日月形の傷がある不良高校生・太賀誠を、武井はちょっと世間知らずなところのある美人女子高生・早乙女愛を演じる。映画『悪人』で殺人者になってしまった平凡な青年の痛切な叫びを見事に代弁した妻夫木は、現在30歳。男子高校生を演じるのには年齢的に少し離れているが、それを補う演技力を持っていることは誰もが認めるところだろう。

 一方、武井は本作が映画初主演となるが、今年4月から放送されていたドラマ「アスコーマーチ ~明日香工業高校物語~」では連続ドラマ初主演を飾るなど、今乗りに乗っているだけに期待できる。同作では工業高校の女子高生を演じており、フレッシュな魅力は多くの人を魅了している。1970年代に相次いで映像化された際には、役柄から芸名をとった早乙女愛さんが熱狂的な人気を誇っただけに、当時のイメージを壊す、どのように新しい「早乙女愛」を演じるのかに期待したい。

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 本作で、一世を風びした作品を現代によみがえらせるのは、日本から飛び出した世界の鬼才・三池監督。これまでにも映画『ヤッターマン』『ゼブラーマン』など、原作付きの作品を独特の世界観で実写化してきた手腕には定評がある。高校生のケンカというテーマでも映画『クローズZERO』などがあり、実績は十分。妻夫木&武井という今注目の俳優たちとどのように新しい『愛と誠』を作り上げるのか。少なくとも、オリジナルをただなぞったような作品になることはないと期待させる強力タッグだ。撮影は今月5日にクランクイン。8月中旬にクランクアップした後、編集作業などを経て、来年1月に完成、同年中の全国公開を予定している。(編集部・福田麗)

映画『愛と誠 201X』は2012年公開

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