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『宇宙兄弟』小栗旬と岡田将生の写真が、最後のスペースシャトルとともに宇宙に打ち上げ!20日に帰還予定

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最後のスペースシャトル、アトランティスに搭載された南波六太役の小栗旬(左)と南波日々人役の岡田将生(右)の写真
最後のスペースシャトル、アトランティスに搭載された南波六太役の小栗旬(左)と南波日々人役の岡田将生(右)の写真

 30年にわたって世界の宇宙開発をになってきたスペースシャトルの最後の打ち上げが、アメリカのケネディ宇宙センターで7月9日午前0:29(米東部時間7月8日午前11:29)に行われ、大成功を収めるとともにスペースシャトル飛行の歴史に幕を閉じたが、その最後のシャトル、アトランティスの内部に2012年春に全国に公開される映画『宇宙兄弟』の主演、小栗旬岡田将生の写真が搭載されていることが明らかになった。

 いままで、宇宙飛行士の私物などをのぞき1グラムであっても、ミッションと直接関係のないものの搭載が許されなかったスペースシャトルだが、日本初の有人実験施設「きぼう」の完成により、JAXAは「きぼう」を利用した実験テーマの公募に加え、企業との共同研究やビジネス展開を開始。身近に宇宙を感じ、宇宙開発技術を利用するための動きが高まっていた。その一環により今回の企画が持ち上がり、夢を追う兄弟の姿を焼き付けた2枚の写真が用意され、今回この『宇宙兄弟』に許された重量わずか2グラムのスペースというアトランティス号のミッドデッキロッカーに収納されることとなった。

 映画の配給元の東宝によると、この貴重なスペースが許された理由は、映画『宇宙兄弟』が“宇宙飛行士”という存在を身近に感じさせる映画であり、かつ夢のある壮大なドラマであるためで、特に『宇宙兄弟』のストーリーに賛同し、出演者の写真を打ち上げることを熱望したのは、宇宙利用を展開するラグランジェ社だったという。今回の宇宙利用を可能にした担当者は、「震災の影響が色濃く残る中、最後のスペースシャトルに夢を乗せて打ち上げたかった」とコメント。映画で兄弟を演じる小栗旬と岡田将生が写った写真は、つい先日(7月1日)にクランクアップしたばかりの映画『宇宙兄弟』の撮影現場で撮られたもの。人類初の有人月面着陸が成功したという7月20日に帰還予定だ。

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 写真とはいえ、この貴重な宇宙旅行をした小栗と岡田は、「兄弟で宇宙へ行くという夢がかなってうれしく思います。最後のスペースシャトルが無事に帰還することを祈っています」と小栗がコメント。岡田も「いつか本当に僕らが宇宙に行ける日が来るかもしれない、と思いながら空を見上げたいと思います」と夢を写真に託したことを明かした。

 映画『宇宙兄弟』は、週刊モーニング誌上にて連載されている小山宙哉の人気マンガが原作で、2025年の近未来を舞台に、幼いころ共に宇宙飛行士になると約束した六太と日々人の兄弟の物語で、南波六太を小栗旬、南波日々人を岡田将生が演じる。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士になっていたが、兄は会社をクビになり無職に……。弟からの一通のメールが兄の人生を変えていく。そのほかのキャストに、麻生久美子、堤真一のほか、六太の良きライバルであり親友でもある真壁ケンジ役に、ミュージカルを中心に活躍する俳優・井上芳雄、六太やせりかと共に宇宙飛行士を目指すメンバーに、新井浩文、濱田岳、塩見三省などが出演する。(編集部・下村麻美)

映画『宇宙兄弟』は2012年春全国公開

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