ジャン＝クロード・ヴァン・ダム、イギリスのUFO侵略もの映画に出演決定！

　シルヴェスター・スタローンが主演するアクションオールスター大集合映画『エクスペンダブルズ』続編への出演が熱望されているジャン＝クロード・ヴァン・ダムが、今週にも撮影がスタートするイギリスのSF映画『UFO （原題） 』に出演するとBBC Newsが報じた。

　本作は、映画『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルが出演するスリラー『エアボーン （原題） /Airborne』などを手掛けるドミニク・バーンズが脚本と監督を務めるSF作品。ヴァン・ダムは引退した元軍事アドバイザー役で出演するということだが、役柄の詳しい設定などはわかっていない。監督はヴァン・ダムに出演してもらうため、まず彼の妻にメールで連絡を取ったとのこと。思わぬハリウッドスターの出演快諾には、彼自身も驚いたとBBC Newsに語っている。

　映画は、5人の友人同士が、都市部に大量に出現したUFOによる地球侵略に遭遇。イギリスの田舎を旅する彼らの生き残りを描く作品になるそうで、監督いわく『インデペンデンス・デイ』と『モンスターズ/地球外生命体』が融合したような作品で、『サイン』のような観点で物語が進行する」という。作品はまだ配給会社が決まっていないそうだが、2012年の公開を目指して、今週中にも撮影をスタートする。

　かつて『ユニバーサル・ソルジャー』や『ハード・ターゲット』のヒットでアクションスターとして名声を得ていたヴァン・ダムだが、その後キャリアが低迷。自身を徹底的にパロディー化した2008年の映画『その男 ヴァン・ダム』に出演したことで再び注目を集め、近年は映画『カンフー・パンダ2』に声優として参加、『エクスペンダブルズ』続編にも出演するのではとうわさされている。（編集部・入倉功一）