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役所広司&小栗旬の初共演作『キツツキと雨』は来年2月公開!東京国際映画祭での初お披露目が決定!

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『キツツキと雨』ポスタービジュアル
『キツツキと雨』ポスタービジュアル - (C)2011「キツツキと雨」製作委員会

 役所広司小栗旬が初共演を果たす映画『キツツキと雨』が来年2月11日より全国公開されることが明らかになった。映画『南極料理人』の沖田修一監督がオリジナル脚本で贈る本作は、10月22日より開催される第24回東京国際映画祭のコンペティション部門への出品も決定しており、同映画祭で初お披露目となる。

 本作は、偶然出会った60歳のきこりと25歳の新人監督の心温まる交流を描いた作品で、きこりを演じる役所と映画監督を演じる小栗が初共演を果たすことでも話題に。今回の公開日決定に併せて解禁されたビジュアルは、森で二人が隣り合って座っているもので、近過ぎも遠過ぎもしない二人の微妙な距離感をうまく表している。邦画としては唯一、東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されることも決定しており、お披露目を前に、その仕上がりへの期待は高まるばかりだ。

 主題歌「フィルム」を担当するのは、シンガーソングライターの星野源。「沖田監督が僕の音楽を深く理解した上でオファーしてくれたので、自由にやることができ、『フィルム』という言葉に、普段自分が思っていることを詰め込むことができました」とコメントした星野は、ミュージシャンのほか、俳優や文筆家としての顔も持っている。それだけに本作のテーマにも共感したようで、「なにかを作ること、支えることを生業にする人がこの映画を見れば、すごく励まされると思います。ゾンビ映画好きとして胸が熱くなり、役者として『映画撮影あるある』に爆笑し、ものづくりをする者として強く元気づけられました。色んな要素が詰め込まれた、本当に素晴らしいコメディー映画だと思います」と絶賛。エンディングを彩る主題歌も作品の雰囲気と見事にマッチしており、作品を一段上のレベルへと引き上げることに成功している。

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 本作で監督・脚本を務めるのは、堺雅人主演の『南極料理人』で数々の映画賞を受賞した沖田監督。独特の魅力を放つ役所と小栗が少しずつ距離を縮めていくさまをゾンビ映画の制作過程と重ねながらコミカルに描いている。その独特のストーリーテリングは何ともいえないテンポを生み出しており、観客の心をぎゅっとつかんで離さないはず。ほかの出演陣も高良健吾臼田あさ美伊武雅刀山崎努と主役二人に負けない個性豊かな面々がそろっており、彼らが繰り出す笑いと涙のアンサンブルは要注目。観ればきっと元気になる、心温まるコメディー作品だ。(編集部・福田麗)

映画『キツツキと雨』は2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国公開

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