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深田恭子、不倫相手を演じた岸谷に木村多江と2人でバースデーケーキをプレゼント!「人間味あふれるところが魅力的」

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「恋人たちが特別な気持ちになれる場所」と横浜を評した深田恭子
「恋人たちが特別な気持ちになれる場所」と横浜を評した深田恭子

 27日、女優の深田恭子が、パシフィコ横浜「国立大ホール」にて行われた映画『夜明けの街で』完成披露試写会に黒のシックなドレス姿で登場し、劇中で不倫相手を演じた岸谷五朗について「人間味あふれるところが魅力的です」と評して岸谷を照れさせていた。この日オープニングでは、歌手の久保田利伸が主題歌「声にできない」をサプライズで披露、その後深田と岸谷、木村多江若松節朗監督がレッドカーペットを歩きながら登場し、映画の舞台となった横浜の会場を華やかに盛り上げた。

映画『夜明けの街で』場面写真

 原作同様、大人のラブストーリーにふさわしい場所として、横浜、特にみなとみらい地区の協力の下ロケを敢行した本作。そんな横浜を舞台に、岸谷演じる妻子ある男性と、不倫の恋に落ちる謎めいた女性・秋葉を演じた深田は「横浜でたくさん協力していただいて撮影したので、横浜からこうしてお披露目するのが、一番いい形ですね。恋人たちが特別な気持ちになれる場所なのかなと思います」と横浜の魅力を語った。久保田の主題歌を聞いた感想を聞かれると「(劇中の)2人の時間を盛り上げてくれるような、ステキな曲でした」とほほ笑んだ。

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 さらに、この日岸谷が47歳の誕生日を迎えたことが話題になった際、深田は岸谷に向かって「ケーキを用意しました」といたずらっぽく語りかけた。その言葉に驚く岸谷に向かって、今度は劇中で岸谷ふんする主人公の妻を演じた木村が「わたくしからも……」と語りかけると、2個のバースデーケーキが登場。「愛人」と「妻」の両方からケーキを贈られる形となった岸谷は「両方持って帰ります!」と満面の笑みを浮かべ「自分が(お祝いしてもらうため)試写会を誕生日の日にするために合わせたわけじゃないですよ!」と強調して周囲を笑わせていた。

 『夜明けの街で』はベストセラー作家・東野圭吾が、初めて恋愛をテーマに執筆したことで話題を呼んだ同名タイトルの小説を、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が映画化したラブストーリー。不倫を忌み嫌っていたはずの中年サラリーマン(岸谷)がふとしたことから派遣社員(深田)と恋に落ち、やがて相手から思いも寄らぬ秘密を打ち明けられ、情愛と現実のはざまで関係がねじれていく姿を描く。(古河優)

映画『夜明けの街で』は10月8日より角川シネマ有楽町ほか全国公開

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