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仲里依紗、男に依存しない自立した女性にあこがれ!

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男らしい古風な人がタイプと明かした仲里依紗
男らしい古風な人がタイプと明かした仲里依紗 - 写真:吉岡希鼓斗

 「粋に生きること」がモットーの妊婦の活躍を描いた映画『ハラがコレなんで』で、臨月のヒロイン光子を演じた仲里依紗が、初めての妊婦役で苦労したことや自身の恋愛観について語った。「今どきの男子にあまり興味が持てない」と本音を打ち明けた仲は、男性に依存しない光子の生き方に共感したという。

映画『ハラがコレなんで』写真ギャラリー

 本作は、家も金もない未婚の妊娠・光子が、周囲の人々を助けるために立ち上がる姿を描いたコメディータッチの人間ドラマ。妊娠9か月の光子を演じるために、おなかに詰め物をして撮影に臨んだ仲は、「初日は実際の妊婦さんと同じ重さの物をつけていたんですけど、あまりにも重くてギブアップしちゃいました(笑)」と振り返る。「次からはもっと軽い詰め物に換えてもらったんですが、それでもかなり大変でした。妊婦さんって本当に大変なんですね!」と臨月の妊婦の苦労をリアルに体感した様子。体力的にキツい撮影だったようだが、光子のとことん前向きな性格に影響を受けたそうで、「世の中にはもっと大変な人だっているんだから、わたしもがんばらなきゃ! と思えるようになりました」としみじみ語った。

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 そんな仲は、おなかの子どもの父親と別れ、一人で出産する決意をした光子の生き方にも共感を覚えたそうだ。「金銭面などで男性に依存しない女性にあこがれます。『この人がいないとダメ!』というのはイヤですね。正直、男の存在が必要と感じないときもあるじゃないですか(笑)」と自身も男性に頼らない恋愛観の持ち主であることを告白。さらに、45歳を過ぎてから結婚した知人女性の話を聞いて、「熟年結婚もいいなと思いました」と意外な結婚観も。部屋も別々でお互いのプライベートが確保されるような大人の関係が築ける関係性もすてきだと思うとのこと。

 また、男性の好みについては「男らしい古風な人っていいですよね! わたし、草食系って呼ばれる今どきの男子にはあまり興味が持てない」と本音を吐露。そして、「草食系男子なんて本当はいないと思います。どんな男だって肉が食べたいはずです!」と熱弁。

 まるで、本作の光子のように本音で生きる実力派若手女優・仲里依紗。彼女のハマリ役となった小粋で義理人情に厚いスーパー妊婦・光子の活躍ぶりに注目だ。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『ハラがコレなんで』は11月5日より渋谷シネクイントほか全国公開

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