アンジェリーナ・ジョリーが明かす紛争で苦しむ人々への思い ボスニア内戦を扱った初監督作上映

第62回ベルリン国際映画祭

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初監督作と共にベルリンに登場-アンジェリーナ・ジョリー - photo:Yukari Yamaguchi

 2月11日(現地時間)、第62回ベルリン国際映画祭でアンジェリーナ・ジョリー監督映画『イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー(原題)/In the Land of Blood and Honey』が特別上映された。

ブラッド・ピットにエスコートされてレッド・カーペットに登場したアンジェリーナは、上映前にスタッフ、キャストと共に観客にあいさつし、上映後のトークにも登場、そのつややかな姿でベルリンのファンを魅了した。

 本作は、1990年代の内線時期のボスニアを描いたもの。本来敵同士である男女を中心に進む物語は、意表をつく結末で紛争の苦さを印象付ける。アンジェリーナは「紛争の被害者と話す機会があって、ひどく痛めつけられた女性と会ったの。彼女は人間の盾として使われ、女性が兵士の前でストリップやダンスをさせられるのを見てもいたわ」と本作のリサーチを振り返り、劇中に登場する出来事が実話に基づくものであることを明かした。

 また、「観るのがつらい映画だけど、もし早い段階で(紛争に対して)何か手が打たれていたら、ここまでひどいことにはならなかったわ」と語るアンジェリーナの言葉に、客席から「シリアだ! 今のシリアがそうだ!」と声が上がる場面も。その声に「そう、まさに今のシリアよ」とアンジェリーナも応える。作品を通して、つきることのない紛争に苦しむ人々に思いをはせた観客も多かったようだ。トークの終わりには、大スターであり人権活動家という、両方の面をフルに発揮して語ったアンジェリーナに、観客は惜しみない拍手を送った。(取材・文:山口ゆかり/Yukari Yamaguchi)

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