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3月11日、あなたは何をして過ごしますか?震災から1年…リドリー・スコットが立ち上げるソーシャルムービープロジェクト

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リドリー・スコット監督
リドリー・スコット監督

 東日本大震災発生から1年がたつ2012年3月11日に人々がどんな一日を過ごしたのかを記録・共有するプロジェクト「Japan in a Day ジャパン イン ア デイ」を、『ブレードランナー』などで知られるリドリー・スコットトニー・スコットの兄弟とフジテレビが共同で立ち上げることが明らかになった。完成した作品は今秋、日本を含む世界中で劇場公開し、その収益の一部は被災地に寄付する予定となっている。

映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』場面写真

 「Japan in a Day ジャパン イン ア デイ」は、世界中の人々が自分のカメラで2012年3月11日に撮影した映像を特設YouTubeサイトに投稿し、フジテレビとイギリスの制作会社スコットフリーが集まった映像を基に一本の映像を作り上げていく“みんなでつくる映画、ソーシャルムービー”プロジェクト。被災地の人も参加できるように、カメラを配布する予定だ。

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 本作を担当するフジテレビの早川敬之チーフプロデューサーは宮城県出身であり、震災により多くの友人を亡くしたという。そんなときに出会ったのがスコット兄弟による同趣向の、世界中の「2010年7月24日」を集めた『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』だ。そうして出した手紙がリドリーの目に留まり、今回の企画がスタートした。「“自分に何ができるのか”この一年、そう想い、悩み続けた皆様とこそ、このプロジェクトを一緒に進めたいと願っています」とプロジェクトへの思いを早川は明かしている。

 それに対してはリドリーも「(『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』は)『今日を生きるとはどういうことか』を観ることができたのです。 『Japan in a Day』からも同様に、しかしもっと密に、今日を生きる“日本人”の日常や希望、恐怖や夢を垣間見ることができると思います」とコメント。復興庁の統計によると、いまだ避難を余儀なくされている人の数は34万超。国際映画祭への出品も視野を入れているという本作が、多くの人の生活と心に傷あとを残している震災を忘れない、一つのきっかけになることを願いたい。(編集部・福田麗)

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