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マリリン・モンローに成りきったミシェル・ウィリアムズ、難役の舞台裏を激白!

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「これほど難しい役は初めて」と告白したミシェル・ウィリアムズ
「これほど難しい役は初めて」と告白したミシェル・ウィリアムズ - 写真:吉岡希鼓斗

 英国青年の回顧録を基にした映画『マリリン 7日間の恋』で世界の恋人マリリン・モンローを演じたミシェル・ウィリアムズが初来日し、いかにして難役を演じ切ったかを明かした。

映画『マリリン 7日間の恋』写真ギャラリー

 1962年に急逝し没後50年を迎えた本年、今なお人々を魅了してやまないスター、マリリンを演じたミシェル。「10か月準備したけど、本当はもっと時間が欲しかったわ。マリリンを自分の中にしみこませる作業として、本や写真をベッドに持ち込んで出演映画を観ながら眠りにつくなど、彼女を身近に感じられる環境をつくった」という。

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 同作の舞台は1956年のロンドン。新婚のマリリンが、演技派女優の地位を確立すべく自らプロデュースして臨んだ映画『王子と踊子』の撮影現場では、演技法をめぐって監督のローレンス・オリヴィエとことごとく対立。その様子を見ていた23歳の新人助監督コリン・クラークの視点と記憶を基に描かれるマリリンの素顔。「コリンが『これはおとぎ話のようだけど実話だ』と語るように、彼が実際にマリリンと過ごした日々の思い出を振り返る物語なの」とミシェルは物語を解説した。

 映画撮影の舞台裏と劇中の姿、そしてコリンの記憶を再現するという振り幅が求められた難役とあって「これほど難しい役は初めて。脚本に惹(ひ)かれて引き受けた役だけど演じられるのか不安になったわ」とミシェルは本音を吐露する。そして「マリリン・モンローは天性の女優。いろいろ調べたらセクシーな姿は世間の期待に応えるためにマリリン自身がつくった虚像で、素顔の彼女は純粋な女性だった」との見解にたどり着く。

 なお、当初脚本にはなかったという本作の冒頭シーンで、マリリンが映画『ショウほど素敵な商売はない』で披露した楽曲「ヒート・ウェイブ」に吹き替えなしで挑んだミシェルは「正式に歌と踊りを学んだことはないの。児童センターでミュージカルを披露したときは裏方かコーラス専門だった(笑)。この映画で12歳から抱いていた『いつか舞台の中央で歌って踊りたい』という願いがかなったわ」。

 不世出な女優マリリンに対する思いは人それぞれ。23歳の思い出を出版するまでの40年余り心にしまっていた“コリン版スターと僕の7日間”は時に甘く、時に切なく、マリリンの知られざる素顔の魅力を映し出す。(取材・文:南樹里)

映画『マリリン 7日間の恋』は3月24日より角川シネマ有楽町ほか全国公開

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