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卒業が相次ぐAKB48グループ…秋元康が明かす舞台裏「僕の目は節穴です」

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メンバーにエールを送った秋元康
メンバーにエールを送った秋元康

 AKB48グループのプロデューサーである秋元康が、相次ぐメンバーの卒業に言及し、「努力が報われていないと思っている人へ。それでも努力するしかないのです。努力しながらチャンスを待つしかないのです」と叱咤(しった)激励している。それでも報われない場合は、「君の努力の結果に気づいていない、まわりの人間がいけないのです」「つまり、秋元が悪い」と自身のせいにするよう、アドバイスしている。

 AKB48前田敦子の卒業が世間を騒がせた一方で、同日夜には研究生の鈴木里香が辞退を申し入れ、今月9日にはNMB48の原みづきが卒業を発表したAKB48グループ。中でも原は、発表に際して「初日メンバーに落ちたり、チームや選抜にも選ばれなくて、悔しい思いもありました」と第1期メンバーでありながらまだ研究生である自身の現状に不満を覚えていたことを告白した。

 秋元はそれに応じる形で、11日朝にGoogle+を立て続けに更新。現在「スター」と呼ばれている人をオーディションで落としたり、プロデュースを断ったりしたこともあると明かし、「僕の目は節穴です」と時にはメンバーの努力を見過ごすことがあると認めた。

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 それでも、秋元はプロデューサーとしての責務を果たしているようであり、選抜メンバーにばかりオファーが来る現状について、「いろいろな番組やコマーシャルなど、そのほとんどは選抜メンバーを指名して来ます。でもAKB48グループにはこんな魅力的なメンバーもいるんですと、他のメンバーを売り込むようにしています」とコメントした。

 「少しずつでもいい。AKB48グループのメンバー全員にチャンスをあげたいと頑張っています」とつづる秋元は、現在のような人気を誇る前のAKB48を知っている。だからこそ卒業を選択するメンバーたちについては、早すぎると思うこともあるのかもしれない。秋元は一連の投稿の中で、まだ中学3年生の原に対して「今は学業に専念して何年かして、また、NMBのオーディションを受けてみるのもいい」とエールを送っている。(編集部・福田麗)

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