メリダも真っ青!?下品なクマの縫いぐるみが笑いを呼ぶ新作コメディー『テッド』が大ヒット! -7月2日版

全米ボックスオフィス考

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コメディーもアクションもヒューマンもいけまっせ! -チャイニーズ・シアターで行われた『テッド(原題) / Ted』のプレミアに出席したマーク・ウォールバーグ - Kevin Winter / Getty Images

 17歳以下は保護者の同伴なしでは入場不可のR指定コメディー映画『テッド(原題) / Ted』が、ディズニー/ピクサー映画『メリダとおそろしの森』をたった1週間でトップからたたき落とし、5,442万ドル(約43億5,360万円)をたたき出して全米ナンバーワン映画となった。本作は、シリーズものではない(シリーズの1作目は含む)書き下ろしのR指定コメディー作品において、映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を抜き、史上最高のデビュー週末興収を記録している。(1ドル80円計算)

今週第3位にランクダウンした映画『メリダとおそろしの森』写真ギャラリー

 口の悪さが絶妙(?)なクマの縫いぐるみのテッドと、幼いころからテッドの持ち主でいつまでも大人になれないジョンが巻き起こすコメディーはちょっとしたラブコメでもあり、アメリカで大ヒット中の大人向けテレビアニメ「ファミリー・ガイ(原題) / Family Guy」のセス・マクファーレンが初の劇場用長編映画監督と主演(テッドの声)を務めたもの。出演はマーク・ウォールバーグミラ・クニスで、辛口ジョークの好きな人にはたまらない会話の連発でアメリカの映画館で爆笑の渦を巻き起こしている。

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 『テッド(原題) / Ted』の大ヒットは、土壇場で変更になった封切り日が要因であるとの業界の声も上がっている。『テッド(原題) / Ted』が公開された6月29日は当初、映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』の封切り日だったのだが同作品の公開が延期となり、本来なら7月13日に封切り予定だった『テッド(原題) / Ted』に白羽の矢が立ったのだ。もし予定通り7月13日公開となっていたら、人気アニメ・シリーズの『アイス・エイジ』最新作となる映画『アイス・エイジ:コンチネンタル・ドリフト(原題) / Ice Age: Continental Drift』の封切り日とかち合い、おまけに話題作の映画『アメイジング・スパイダーマン』公開の翌週末という、し烈なバトルを強いられる予定だったのである。

 配給ユニバーサル・ピクチャーズの観客調査によると、週末に『テッド(原題) / Ted』を観に来ていた観客の56パーセントは男性、そして52パーセントが30歳以下という統計が出ている。また、映画ファンの批評サイト「シネマスコア」によるとA-という高評価。これからも口コミで人気が持続する可能性が十分にあり、7月4日は独立記念日で休日になることから、この日も含めて『テッド(原題) / Ted』が続けていい数値をはじき出す可能性が高い。

 第2位は、アメリカで話題の(特に女性の間で)ストリッパーをテーマにした映画『マジック・マイク(原題) / Magic Mike』で3,913万ドル(約31億3,040万円)。最近アメリカの女性たちの間で人気急上昇中の男優チャニング・テイタムを筆頭に、こちらもナイスボディーで知られているマシュー・マコノヒーほかイケメン男優たちが出演しているコメディー・ドラマだ。監督は、豪華キャストのアンサンブル映画『オーシャンズ』シリーズなど手掛けているスティーヴン・ソダーバーグ

 第3位は、王座を1週間のみで明け渡すこととなり2ランクも落ちてしまったファミリー・アニメ映画『メリダとおそろしの森』で3,409万ドル(約27億2,720万円)。48.6パーセントの興収減で、2週目の成績としてはピクサー作品歴代5番目のパフォーマンス。代わって第4位は、映画『マデアズ・ウイットネス・プロテクション(原題) / Madea’s Witness Protection』で2,539万ドル(約20億3,120万円)。出せばトップ5入りを果たしてきたタイラー・ペリーシリーズ最新作は、今回もその法則を維持した形だ。トップ5最後は、公開4週目にもかかわらず頑張ったアニメ映画『マダガスカル3』で1,184万ドル(約9億4,720万円)。今までのパフォーマンスから考えて、本作は1作目の興収1億9,360万ドル(約154億8,800万円)を超えると予想されている。

 今週末は話題作映画『アメイジング・スパイダーマン』、オリヴァー・ストーン監督がメガホンを取り、テイラー・キッチュブレイク・ライヴリーアーロン・ジョンソンジョン・トラヴォルタベニチオ・デル・トロらが共演を果たした映画『サベイジズ(原題) / Savages』、そして人気ポップスター、ケイティー・ペリーのドキュメンタリー映画『ケイティ・ペリー:パート・オブ・ミー(原題) / Katy Perry: Part of Me』が控えており、いずれもトップ5にランクインする可能性は高い。(文・ロス取材:明美・トスト/Akemi Tosto)

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