グラミー賞を二度受賞した歌手メリッサ・エスリッジ、同性愛者カミングアウトから乳がんから見事復帰まで

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メリッサ・エスリッジ

 ストレートな心情を力強いヴォーカルで歌う女性シンガー、メリッサ・エスリッジが、ニューヨークのアップル・ストアで行われてたイベントに参加し、ニューシングル「Falling Up」を披露し、観客からの質問に答えた。

 メリッサ・エスリッジは、楽曲「Come to My Window」や「I'm the Only One」などのヒット曲で世界的な注目を集め、これまで二度のグラミー賞を受賞している。さらに2007年には映画『不都合な真実』で使用された楽曲「I Need To Wake Up」で、アカデミー賞歌曲賞も手中に収めている。そして、1993年には同性愛者であることをカミングアウトし、その後は同性愛者として積極的な活動をしてきている。

 まずは新曲「Falling Up」について「この曲は、外に出かけた後、家に帰ってきてから気分よくギターを弾いていた時に生まれたの。曲を書いて、それから作詞する際に、日頃の生活を通して浮き沈みを経験して、しばらくすると、この浮き沈みは人生を通してずっと経験していくことに気づかされるでしょ。これは、ある意味ジェットコースターのような乗り物みたいな体験なの。ただ、どんな落ち込んだときも、(わたしは)上を見ていることだけは変わらないことから、この曲が生まれたの」と明かした。

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 思い入れのある曲「Kansas City」については、「もともとわたしは、カンザス州のリーベンワースで育ったため、距離的にカンザスシティも近かったの。カンザスシティをドライヴしていると、なじみ深い場所が多く、かつて自分がどういう人物だったか回想したり、今の自分と比較したりするの。そしてこの曲は、わたしの過去のメモリーのスナップショットでもあるの」と話した。

 続いてプライベートでは、長年付き合っていたタミー・リン・マイケルズと2010年に別れ、現在はニューヨークに住んでいるそうだ。「今付き合っているガールフレンドは、ここニューヨークに住んでいて、わたしもニューヨークにアパートを持っているの。だから、ある意味わたしもニューヨーカーと言えるわね(笑)。カンザス州からこの街に来たときは70年代で、最初は少し怖かったことを覚えているの。その後、マディソン・スクエアガーデンで歌い、ニューヨークには音楽の魂があると思ったわ」と現在はニューヨークを拠点にあらゆる音楽に刺激されているそうだ。

 影響を受けた歌手については「子どもの頃にトランジスタラジオを聞いていたの。その時聞いていたのがビートルズだったわ。それは、まるで天使の声が流れていると思ったくらいに影響を受けたわね。それから、わたしには姉がいたために、レッド・ツェッペリンやニール・ダイアモンド、マーヴィン・ゲイなどのあらゆるジャンルを聞くようになっていったの。でも高校生になったときに、ブルース・スプリングスティーンの影響から、この時初めてロック歌手になろうと思ったの……」とロック歌手として今も活躍する彼女は、昨年のツアーからこれまで以上に意識的にギターを弾くようになったことも教えてくれた。

 彼女は2004年に乳がんを患ったが、化学療法を受けて現在は健康だそうだ。現在51歳になる彼女だが、エネルギーある彼女の歌唱力は衰えを知らない。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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