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『Shall we ダンス?』草刈×役所×周防、16年ぶりタッグ!胸を打つ大人のラブストーリー『終の信託』

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今度の二人は医者と重篤患者という関係
今度の二人は医者と重篤患者という関係 - (C) 2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ

 周防正行監督最新作『終の信託』(10月27日公開)の予告編が公開され、冒頭に周防監督の名作『Shall we ダンス?』の映像が含まれていることがわかった。新作映画の予告編に旧作の映像が含まれるという特別な編集が実現したのも、草刈民代役所広司を周防監督が迎え、約16年ぶりにタッグを組んだ本作ならではといえる。

 朔立木の「命の終わりを決めるとき」収録の同名小説を映画化した本作は、草刈扮(ふん)する女性医師と役所演じる重篤入院患者の交流を通して、命の尊厳を問う物語。また、周防監督自らが「心が引き裂かれるような大人のラブストーリー」と語るように、誰もが密接なテーマである「生と死」「愛」「人と人とのつながり」を描き出した骨太な一作に仕上がった。

 草刈にとって『Shall we ダンス?』以来、実に16年ぶりの劇映画出演となる『終の信託』予告編は、ファンにとってもうれしいサプライズといえる『Shall we ダンス?』の名場面からスタート。そして、草刈と役所のコンビが同共演作とはまったく違う雰囲気を醸し出す。不倫関係だった同僚医師(浅野忠信)に裏切られ傷ついた綾乃(草刈)が、安らかな最期を願っている江木と出会い、癒やされていく姿。

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 江木から託された「願い」や自分の人生と誠実に向き合う綾乃に、観る者は自分を重ねて思いをめぐらせることだろう。綾乃の医療行為を問題視する検察官役の大沢たかおの熱演にも注目だ。(編集部・小松芙未)

映画『終の信託』は10月27日公開

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