35歳の男が19歳の大学生に惚れたら?サンダンス映画祭の観客賞を受賞したジョシュ・ラドナー監督の新作とは?

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ジョシュ・ラドナー監督

 2年前に映画『ハッピーサンキューモアプリーズ(原題) / Happythankyoumoreplease』で、サンダンス映画祭の観客賞を受賞したジョシュ・ラドナー監督が、新作『リベラル・アーツ(原題) / Liberal Arts』について語った。

 同作は、彼女と別れ、仕事にも行き詰まった35歳のジェシーは、過去に教わった教授に招かれ、母校の大学で講演をすることになる。そこで、彼は19歳の女学生ジビー(エリザベス・オルセン)と出会って、年齢差を感じながらも親交を深め、前向きに物事を考え始めていくというコメディ調のドラマ作品。ジョシュ・ラドナーは脚本、監督、主演を担当し、共演者には今最も注目されているハリウッドの若手女優エリザベス・オルセン、さらにザック・エフロンリチャード・ジェンキンスアリソン・ジャネイらが脇を固めている。

 現在38歳のジョシュ・ラドナーは「いつの間にか自分の年齢が、大学生のほぼ2倍の年齢に達していたことはショックで、そこから大人になる過程で自分が成長できたこと、できなかったこと、さらに大人になることで変化を受け入れたり、逆に変化に反発してきたことなども考えながら、映画のアイデアを膨らませたんだ。ただ、核になるストーリーは、僕が卒業したオハイオ州のケニヨン大学で行われた前作『ハッピーサンキューモアプリーズ(原題)』の試写に参加したとき、年齢の差にショックを受け、この大学をベースに映画を作ろうと思ったのがきっかけだったんだ」と語った。実際にこのケニヨン大学で、今作の撮影が行われたそうだ。

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 アメリカの人気テレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」でもおなじみのアリソン・ジャネイについて「実は、彼女も僕と同じケニヨン大学の出身で、僕が大学時代にはすでに彼女はいろいろな映画作品に出演し始めていたよ。一般の人たちには『ザ・ホワイトハウス』で有名だが、僕はずっと彼女のファンだったんだ。それに彼女は僕と同じく、オハイオからニューヨークに渡って俳優になったこともあって、すぐに意気投合したんだ。彼女は、どんな役でもできる素晴らしい女優だと思う。だから、彼女の配役もごく自然だったんだ」と絶賛した。映画内でアリソン・ジャネイは、ちょっと高飛車な大学教授を演じている。

 エリザベス・オルセン演じるジビーというキャラクターについて「実を言うと、ケニヨン大学からニューヨークに戻ってきたときに今作のプロデューサーに、もし僕が大学生と付き合ったら変だよねと話したら、それは面白そうな映画になるよと言われ、このキャラクター、ジビーが生まれたんだ(笑)。ジビーは、洗練された女学生だけれど、時々会話の中で19歳の女の子の姿が顔を見せるんだ。でも、普段の彼女とジェシーの会話は、まるでテニスのラリーをするように、会話がポンポンつながっていくんだよ」と語った通り、エリザベス・オルセンがタイミングを計りながらウィットな会話をする女学生を見事に演じている。

 最後に、映画内では本について語るシーンがあるため、今作のFacebookのページには、自分のお薦めの本をファンが投稿できるセクションがあるそうで、人々の間で好きな本を語ってもらい、それと同時にこの映画の宣伝効果を図っているそうだ。映画は、大人な大学生と大人になりきれない中年の男が、不思議な関係を築き上げていく作品に仕上がっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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